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本岡 直子(もとおか なおこ)

印刷用ページを表示する 2022年4月1日更新

研究者紹介

所属:保健福祉学部保健福祉学科人間福祉学コース 職位:教授,大学教育実践センター副センター長  学位:博士(教育学) 

研究室:県立広島大学三原キャンパス3506 

E-mail:motooka@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/nmotooka/

研究に関する自己PR

英語を読む,という活動は日本人英語学習者にとって最も身近な活動である一方,その能力をどのように伸ばしたらよいのか多くの学習者が悩んでいます。具体的なスキルや学習者の持つ認知能力の活用を含めて,英語を読む能力をどのように育成するべきかに関する研究をしています。

研究テーマ

外国語教授におけるリーディングの指導法,読解能力の構成要素の解明,読解ストラテジーを用いた外国語読解, 

研究の特徴・内容

グローバル社会になった現在,コミュニケーション能力が広く求められています。外国語学習,特に英語学習は日本人学習者が授業内だけでなく,生涯にわたり,自律した学修を求められる分野です。日本人学習者が,どのように学習を進めるのが良いか,また教授者はどのようにサポートするのが良いか,学習法,指導法について研究しています。主な研究内容は以下の通りです。

(1)外国語を読む能力を構成する要素について

外国語を読む能力はどのような要素が構成しているか,また,その要素がどのように影響を与えているかを示すことによって,自律学習をより進めることができる環境を整えることができると考えています。

(2)読解ストラテジーを活用した外国語読解

近年,学習に必要な新しいスキルとして,メタ認知能力や学習方略(ストラテジー)の重要性が注目されています。外国語読解においてもそれらの重要性が指摘されるところですが,英語教授者がどのように指導すれば学習者が新しいスキルを活用することができるようになるか,指導法について研究しています。 

受験を検討している方々へ

英語を読む能力を効率的に育成するため,日本人学習者に最も適した指導法,学習方法を探る研究しています。加えて,大学生には,一般的なリソースを読む力に加えて専門分野の文献を読む力も求められます。一般的な英文を読む力を育成するための研究に加え,専門分野の文献を読むために必要な力を付けるためにはどうしたらよいか,ESP(特定の目的のための英語)学習に必要な能力に関する研究も行っています。

連携協力を検討している方々へ

学習者の持つ「英語を読めるようになるためにはどうすればよいか」という疑問に対して,科学的根拠に基づいた指導や助言ができる英語教育を提供する研究を行っていきます。読解力養成のために必要な能力,方略等を分析し,そのうえでそれらの能力や方略の育成方法の検討,および自律学習のためのステップ作成を進めて,段階を経て学習を進めることによって,学習者が自律して英語読解力育成に取り組むことができる段階別学習を提案することを目的とします。学習者が自ら自分の持っている能力を伸ばす指導を,小中高大を連携して行っていきたいと考えています。

学習者の能力診断や,学習者のメタ認知能力の育成の方法の構築を行うことで,学習者が自律学習を行うことができる,そのようなリソースの開発を行いたいと考えています。

これらの研究成果を,公開講座や教員免許状更新講座などを通じて提供し,地域との連携をはかっていきます。

論文リスト

    著書

      キーワード

      英語読解能力,リーディング指導,読解ストラテジー,第二言語習得,自律学習,ESP 

      関連するSDGs項目

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      所属別一覧