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所属: 生物資源科学部生命環境学科 職位:准教授 学位:修士(教育学)
研究室:庄原キャンパス 2409号室
E-mail:nfujii@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/nb-fujii
教育政策が学校現場に与える影響に関心を持っています。学校や自治体は子どもたちの成長を支援しています。しかし,子どもの成長には学校だけでなく家庭の状況なども関係します。これは子ども自身では変えることができず,学校が直接関与できることも限られます。私は限られた資源のもと,学校や教育行政が子どもの成長を支援するためにできる方策について考えたいと思っています。
教育条件と教育成果の関係
国や自治体の学力調査データを用いて,元々は低学力ながら後に学力が向上した子どもについての分析を行いました。また,ある市の教育委員会の制度について,保護者や地域住民の意見をアンケート調査で集め,見直しの材料を提供しました。
私は教職課程を担当しており、庄原キャンパスで中学校・高校の理科及び高校農業の教員免許を取得する学生の指導をしています。本学は教員免許を取得するための学部・学科ではないために制約もありますが、庄原キャンパスでは年間に10~15人ほどの卒業生が教員免許を取得し、その半数ほどの方が、卒業時に正式あるいは臨時に教員として採用されています。本学あるいは他大学の大学院進学後、または他の職業を経験後に教員になる方もいらっしゃいます。
教員免許状更新講習で教育の最新事情を担当しています。また、市民や高校生向けに、日本の教育の現状などの講座を提供しています。
また、庄原市立小学校の学校評議員を務めており、私自身が詳しいわけではないのですが、ICT活用の参考となるよう、大学で行っているオンライン授業について情報提供をしています。その他、文部科学省の学力調査や生涯学習世論調査の分析に協力しました。
先に述べた市の教育施策検討への協力は、平成30年度から行っており、令和3年度も行うことになっています。
高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民),高等学校教諭専修免許状(公民)
教育政策,学級・学級規模,学力