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岡田 淳子(おかだ じゅんこ)

印刷用ページを表示する 2023年5月3日更新

研究者紹介

岡田先生

所属: 保健福祉学部看護学コース 職位:教授  学位:博士(保健学) 

研究室: 三原キャンパス3522室

E-mail:ojunko@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/ojunko

研究に関する自己PR

看護師が実践する看護ケアには,その効果が検証され,合理性を示す理論的証拠があります。これらは研究によって得られたエビデンスに基づいています。一見誰でもできるような療養上の世話の多くは,未だ十分なエビデンスがないものも多くあります。看護ケアのエビデンスを蓄積する研究を行っています。

研究テーマ

 医療依存度の高い在宅療養患者の手指衛生推進のための基礎的研究,高齢者介護施設入居者の手指衛生戦略の構築,医療関連感染減少のための患者環境衛生推進プログラムの開発 

研究の特徴・内容

健康障害をもたらす原因に感染症があります。感染源となる病原微生物は保菌者と医療・介護従事者の手指を介した直接的な接触経路と,保菌者が接触した環境表面を介した間接接触経路で移動しています。健康障害をその経路を遮断するためには手指衛生を徹底することですが,十分な実施に至っていません。そこで,確実に汚染を除去できる手指衛生について,実施のタイミングや手洗い方法など多方面からのアプローチによって効果を検証する研究を行っています。入院中でも在宅療養中でも活動に制限のある患者や,自分で身の回りのことができない患者,高齢者の手指は放置される傾向にあります。このような療養者の手指衛生を実現できれば,感染予防は強化されることになり,感染症の危険から回避でき,QOL(生活の質)が向上することでしょう。

看護師が実践するエビデンスに基づいた看護ケアによって療養者らが健康を維持することを目指しています。 

受験を検討している方々へ

看護師が実践する看護ケアには,看護技術の合理性を示す理論的証拠があります。看護の現場では,その理論的証拠に支えられた質の高い看護を提供し,対象に応じて看護ケアを応用・発展させています。看護技術における理論的証拠とは,作用機序,効果,安全性,手技や手順といった客観的法則があることです。これらは研究によって得られたエビデンスに基づいていて,「Evidence-Based Nursing(EBN)」と言います。一見誰でもできるような療養上の世話の多くは,その効果が検証されていて,エビデンスが蓄積されています。看護師はエビデンスに基づいた看護を適切に実践しています。

患者が健康を取り戻すために,看護師が研究によってもたらされた信頼性の高いエビデンスのある看護を提供すれば,病む人の日々の生活を豊かにし,健康に貢献することは間違いありません。

論文リスト

    著書

      キーワード

      看護技術,感染管理,手指衛生 

      関連するSDGs項目

       SD3SDG4


      所属別一覧