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小畠 理恵子(こばたけ りえこ)

印刷用ページを表示する 2022年4月1日更新

研究者紹介

所属:保健福祉学部 保健福祉学科コミュニケーション障害学コース 職位:助教 学位:修士(保健福祉学)

研究室:県立広島大学三原キャンパス1321号室

E-mail:r-kobatake@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/00845159

研究に関する自己PR

発達障害のある子どもが,ライフステージを通して,安定した自己肯定感や自尊感情を保つために,地域・社会と連携し,必要な支援について研究を進めています。

研究テーマ

子どもの自己認知の発達に関する研究,自閉スペクトラム症のある子どもの自己理解に関する研究,発達障害のある子どもの簡易な評価指標の開発,口腔交互反復運動を用いた協調の発達の評価に関する研究,

研究の特徴・内容

これまでの取り組みとして,自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder : ASD)のある子どもの自己認知に関する研究を進めてきました。ASDのある子どもの自己認知の発達過程を明らかにすることを目的に,幼児期を対象に調査を実施し,幼児期のASDのある子どもが自身の学習や運動能力をどのように捉えているかを明らかにしました。また,幼児期のASDのある子どもの自己認知の発達には,「心の理論」の発達が関係している可能性を示しました。

現在は,発達性協調運動障害(Developmental Coordination Disorder : DCD)のある子どもの早い段階での気づきと支援開始につなげることを目的に研究を進めています。言語聴覚療法でよく用いられる発声発語器官の運動に関する検査を応用し,協調(運動)の発達に関する評価との関連について検討しています。

受験を検討している方々へ

私は,言語・コミュニケーション能力の発達に関する研究を行なっています。発達障害のある子どもが,自分らしく自信を持って生活するための支援の在り方について検討しています。

これまでの取り組みとして,対人関係の苦手さや強いこだわりがあるといった特徴をもつ自閉スペクトラム症(AutismSpectrumDisorder:ASD)のある子どもの自己認知に関する研究を進めてきました。ASDの支援において,早期から適切な支援があれば,思春期における適応の度合いが高まると報告されています。そこで,ASDのある子どもの自己認知の発達過程を明らかにすることを目的に調査を実施し,幼児期のASDのある子どもが自身の学習や運動能力をどのように捉えているかを明らかにしました。また,幼児期のASDのある子どもの自己認知の発達には,相手の立場に立つことや相手の気持ちを察する力である,「心の理論」の発達が関係している可能性を示しました。

現在は,いわゆる不器用と呼ばれる協調(運動)の発達に課題を持つ発達性協調運動障害(DevelopmentalCoordinationDisorder:DCD)のある子どもの早い段階での気づきと支援開始につなげることを目的に研究を進めています。言語聴覚療法でよく用いられる発声発語器官の運動に関する検査を応用し,協調(運動)の発達に関する評価との関連について検討しています。DCDの発生頻度は5〜6%と非常に高く,子どもの様々な発達に大きな影響を与えるため,二次障害の予防という側面からも支援の必要性が高まっています。

連携協力を検討している方々へ

発達障害のある子どもが,ライフステージを通して,安定した自己肯定感や自尊感情を保つために,地域・社会と連携し,必要な支援について研究を進めていきたいと考えています。

論文リスト

    著書

      専門資格

      言語聴覚士,保育士

      キーワード

      言語聴覚士,リハビリテーション,発達障害,自己認知,二次障害

      関連するSDGs項目

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      所属別一覧