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木場 しのぶ(こば しのぶ)

印刷用ページを表示する 2023年5月1日更新

研究者紹介

木場先生

所属:保健福祉学部 保健福祉学科 看護学コース 職位:講師 学位:修士(看護学)

研究室:三原キャンパス3512号室

E-mail:skoba@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/read015840

研究に関する自己PR

がん看護や退院支援の研究を主に行っています。がん患者が生活を再構築するには多くの課題があり,在宅医療の推進に伴い,入院時から退院を想定したがん患者・家族のニーズに沿った支援について研究活動を行っています。

研究テーマ

一般内科病棟における家族の看取りを支える看護援助,急性期病院における病棟看護師のがん患者への退院支援の実態,がん患者への退院支援-病棟看護師と退院調整看護師の協働との関連性,緩和ケア認定看護師のエンド・オブ・ライフケア実践,成人看護学演習におけるWeb動画教材導入による看護技術教育の取り組み-学生の自己評価と学修方法の関連

研究の特徴・内容

がんに罹患することで,治療による副作用,身体的・精神的・社会的変化,経済的負担など,常日頃送っていた生活への支障が大きくなる可能性があり,患者とその家族ががんを抱えながら,生活を再構築していくことためには多くの課題があるといえます。がん患者への退院支援について研究を行い,患者に一番近い存在となる病棟看護師による患者・家族に有益な退院支援の実践に関わる研究を行っています。住み慣れた地域の中で最後まで自分らしい生活ができるようにと,地域の包括的な支援・サービス提供体制「地域包括ケアシステム」の構築が推進されていますが,患者・家族の希望や不安など、コミュニケーションをとりながら共に考えていくための受容支援や自立支援に着目した研究を継続し,臨床または大学において貢献できるものとなるよう取り組んでいきたいと考えています。

受験を検討している方々へ

病棟看護師,退院支援看護師に焦点を当てた退院支援の実態や協働との関連性の研究,がん看護・ターミナル期看護・家族看護に関する研究を行ってきました。また,看護学教育においては,e-ラーニング,シミュレーション教育などの教育実践に取り組み,その結果の分析,改善策に向けた研究を行ってきました。看護は,専門的技術の習得を必要とするため,そのサポートや,アクティブラーニングを導入し,グループディスカッションなどを通して学生自身が調査,発見をしながら課題の解決に取り組みめるように支援していきます。

連携協力を検討している方々へ

病棟看護師によるがん患者の退院支援の研究を行っています。退院支援に関わる医療関係者のみなさまとともに,がん患者の生活を支える切れ目のない在宅療養移行支援について検討したいと思っています。

退院後に病気を抱えながらも,安全・安心な在宅療養を送るためには,経済的な問題,マンパワーの問題など様々な問題があると思いますが,患者・家族の状況,在宅環境などを考慮しながら,地域連携や社会サービスの活用等に関する共同研究を行いたいと考えています。

論文リスト

    著書

      専門資格

      看護師,介護支援専門員

      キーワード

      がん患者,病棟看護師,退院支援,退院調整看護師,在宅療養支援,意思決定支援,エンド・オブ・ライフケア,緩和ケア,看護技術教育,動画教材

      関連するSDGs項目

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      所属別一覧