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所属:助産学専攻科 職位:講師 学位:修士(看護学)
研究室:県立広島大学 三原キャンパス4426号室
E-mail:yokuyama@(@の後にを付けて送信ください)
研究内容:https://researchmap.jp/okku-yoko
分娩に携わる助産師には、直接介助者と間接介助者がおり、産婦がより良い出産体験を得られるよう協働して支援しています。これらの助産師が、産婦へのケアを通して相互に学び合いながら「わざ」を習得していく過程を明らかにしたいと考えています。
・分娩期における間接介助者のあり方
・助産師の「わざ」の伝承過程
・シミュレーション動画を用いた分娩期の助産診断トレーニングプログラムの開発
・明治期における「産婆」からの名称変更にみる助産観の変遷
・OSCE(客観的臨床能力試験)に関する研究
現在の出産を取り巻く状況は、産科医不足や分娩取り扱い施設の減少に伴う周産期提供体制の変遷、少子化、ハイリスク妊娠・分娩の増加等を受けて、地域における安全・安心な妊娠・出産・育児環境の整備は喫緊の課題です。また、健やか親子21(第2次)が掲げている「すべての子どもが健やかに育つ社会」の実現には、女性が安全・安楽・安心な出産をすることが必須です。その出産には、Women-Centered-Careで、母子や家族へ切れ目のない支援をする助産師が求められています。厚生労働省では、周産期救急医療における「安心」と「安全」の確保に向けて、産科医・新生児科担当医、助産師といった人員の維持や拡充を図ることが提言されています。どれだけ医療が進歩したとしても、分娩は、突然異常が起こりやすいのが特徴で、その対応のため多くの場合には直接介助をする助産師の他に、間接介助者が出産の場にいます。直接介助者と間接介助者は対等に学びあいながら、妊産婦へより良い支援を行っています。この助産師同士の学びあいは、助産師のわざの習得に関係していると考えています。助産師がどのようにわざを習得し、成長していくかについて研究していきたいと考えています。
研究結果を活かしながら、助産師の基礎教育にも貢献していきたいと考えています。
助産学専攻科では、学生の主体的な学びを重視しています。学生一人ひとりが仲間とともに助産を学び合いながら、実践力と判断力を高めていくことを目指しています。そのため、シミュレーション学修を積極的に取り入れ、臨床に近い状況で考え、判断し、行動する力を養っています。
また、研究活動としては、「助産師のわざの習得過程の解明」や「分娩期における助産実践に関する研究」を進めています。これらの研究を基盤として、実践に根ざした教育内容の充実を図り、学生がより効果的に学ぶことのできる教育プログラムの構築に取り組んでいます。
助産学専攻科では、学生と教員が協働し、大学の公開講座として地域に根ざした活動を継続的に展開しています。本取り組みは、三原地域連携センター「三原シティカレッジ」の時代から継続しており、現在も地域ニーズに応じて発展させています。
公開講座では、妊産婦とその家族に加え、思春期から更年期以降まで、女性のライフステージ全体を対象に、生と性・健康に関する教育プログラムを提供しています。
【主な実績】
・「It's Your Life, It's Your Choice(あなたの人生はあなた次第) ~生と性のハナシ~」
・「マタニティセミナー ~子育ては妊娠期から~」
・「女性の健康セミナー ~更年期以降を健康に過ごす~」
また、三原市子育て支援課との連携により、中高生を対象とした「育児体験講座」を実施するなど、次世代育成を含めた幅広い実践を行っています。
助産師・保健師・看護師・アドバンス助産師(日本助産評価機構 助産実践能力習熟段階レベルⅢ認証)・新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)(日本周産期・新生児医学会認定)
助産学、助産師教育、分娩、間接介助者、わざの伝承、シミュレーション学修、OSCE、出産準備教育




