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米村 正一郎(よねむら せいいちろう)

印刷用ページを表示する 2022年4月1日更新

研究者紹介

米村先生

所属:生物資源科学部生命環境学科環境科学コース 職位:教授 学位:博士(理) 

研究室:大気環境科学

E-mail:yone@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/read0004473

研究に関する自己PR

大気は生命にとって最も基本的な環境です。大気と生態系の構成要素である土壌や生物との関係について調べています。また,様々な研究対象のガス交換量を調べたり,大気・気象の分析・測定を含めて,基礎的・応用的な研究を行っています。 

研究テーマ

極域における物質循環に関する研究,N2Oの土壌からの放出過程に関する研究,生分解性プラスチックの分解過程に関する研究,ミミズの呼吸量測定に関する研究,ガス交換量測定システムの開発,土壌ガス拡散係数測定 

研究の特徴・内容

大気環境は,生命にとって基本的な環境であり,すべての生物がガス交換を行っています。そして,生物の生息場所である生態系では様々な生物の相互作用の結果全体としてのガス交換に結びついています。環境現象を基礎的に理解するため,大気・気象環境の調査のみならず,環境中での様々な構成要素および生物を対象として,ガス交換量測定システムを作成し,様々な環境パラメータ(温度,水分,酸素濃度制御による酸化・還元状況など)でガス交換量がどう変化するかを調べています。そして,人間活動の影響(土地利用,施肥など)によって,これらのガス交換量がどう変わっていくかも調べています。また,得られた関係式をまとめモデル化して環境中での役割を理解するといったことも行っています。対象としては,土壌(凍土を含む),植物,土壌動物などですが,生プラスチックでの環境中での分解に関することについても含みます。生態系現象および将来の変化を理解するため,生態系での実地調査で物質循環の研究にも携わってきました。例としては,極域ツンドラ生態系で環境測定を行うとともに,凍土のガス交換量の室内実験です。

以上の学際的な研究内容を扱っていますが,他大学・研究機関と協力して行っています。

受験を検討している方々へ

私の研究室では,大気が関連する学際研究を行ってきていますが,主には大気と生態系(生物)間の相互作用を中心に研究を行っています。究極的には,生態系・生物がどう地球環境を作っているかという大きなテーマですが,いろいろなスケールでの研究を進めています:

・土壌や植物といった生態系構成要素の(温室効果気体である二酸化炭素,亜酸化窒素,メタンなどの)ガス交換量を精緻に測定できるシステムを用い、大気環境の理解だけではく,生物学および応用場面への貢献

・ガス交換を通した凍土分解メカニズムの解明

・大気環境には国境がないことから,海外での調査研究(マレーシア,インドネシア,ノルウェー,中国などの実績)

・以上の研究のモデル化(コンピュータでプログラムなどでのアルゴリズム作成)研究

などが研究内容となります。

また,殆どの研究が他大学・試験研究機関と協力して研究を進めているため,広い視野をもって研究を夢見ている受験生には最適だと思います。

令和2年度から県立広島大学に異動してまいりましたので,まだ卒業生はおりませんが,研究室に所属する学生は,県内外の企業の技術職,公害防止管理者などの資格を目指しています。大学院を目指す学生も強く支援します。

連携協力を検討している方々へ

大気は、様々な環境現象のインターフェースであるため、多くの面での貢献が考えられます。

・様々な場所での大気・気象環境・農業気象調査

・ガス交換特性から見た青果物評価

・燃焼ガスの環境影響調査

・農業用生分解性プラスチックの実地応用研究

などが例として考えられます。コロナ禍でなかなか学外の皆さまとの関係構築が難しいため,企業様、団体様からのお声掛けをお待ちしております。また、各種委員会活動・社会活動についても積極的に参加していきたいと考えています。

論文リスト

    著書

      キーワード

      農業気象,大気化学,生物地球化学,温室効果ガス,海外調査,環境測定,土壌,植物,凍土,土壌動物 

      関連するSDGs項目

      SDGs9SDGs13SDGS15SDGs17


      所属別一覧