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坪田 雄二(つぼた ゆうじ)

印刷用ページを表示する 2022年4月1日更新

研究者紹介

坪田先生

所属:生物資源科学部生命環境学科 職位:教授  学位:博士(心理学) 

研究室:県立広島大学庄原キャンパス2407号室 

E-mail:yuji@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/read0182425

研究に関する自己PR

妬み感情の構造や生起要因を検討することで,円滑な人間関係の構築につながる研究と社会心理学的知見を生徒指導や学級経営に活かす研究を行っています。 

研究テーマ

妬み感情の生起過程に関する検討,生徒指導,学級経営 

研究の特徴・内容

妬み感情の構造の検討から,妬みの操作的定義を明確にした。妬みの生起にかかわる認知的要因を明らかにし,原因帰属や比較次元の関与度,比較対象との関係性などが及ぼす影響を示した。 

受験を検討している方々へ

まず一つ目の研究テーマとして,他者との比較によって生じる妬み感情がある。モーゼの十戒の一つに「隣人の財産を欲してはならない」という表現があるが,これは妬みに関する言及と考えられるものであり,これくらい古くから人を悩ませる感情として取り上げられているのが妬み感情である。この妬みがどのような状況で生じるのか,あるいは妬みを感じることで人はどのように変わるのかといった妬み感情の生起や影響に関して検討しているのが一つ目のテーマである。妬みというと,忌避すべき感情であり,デメリットしかないものと感じる方も多いと思うが,動機づけを高める効果や自己理解を促すなどの肯定的な影響も考えられる感情でもある。

もう一つのテーマとして,教師と児童・生徒の相互作用に関するものがある。例えば,授業中,児童・生徒の発言に対して,教師は様々な反応,評価(フィードバック)を示すだろう。授業中,教師は子供に対してどのようなフィードバックを実際示しているのかを明らかにしたり,そのようなフィードバックが教師のどのような心理とかかわっているのかを解明したりする研究を実施している。

連携協力を検討している方々へ

これまで生徒指導や教育心理学のテキストの執筆を通して,従来の心理学の知見を応用した生徒理解や学級経営などをまとめている。教員免許必修講習でもその知見の一部を紹介し,学級集団の理解や集団内での人の行動の特徴などの解説とそれらの知見を現場でどのように生かしていくかについて解説している。

また,コミュニケーション特にその中でも人をどう動かすかといった他者への影響過程について,多くの講演を行ってきた。

論文リスト

    著書

      キーワード

      妬み,生徒指導,学級経営 

      関連するSDGs項目

      34


      所属別一覧