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公開講座「即戦力となる人工知能人材育成のためのプログラミング講座~機械学習活用編~」をオンラインで開講しました

印刷用ページを表示する 2020年7月21日更新

実施概要

 日時:令和2年6月6日・13日・20日・27日 土曜日 13時~17時30分 (全4回)

 場所:受講者のご自宅等(オンライン講義)

実施状況

  2020年6月6日・13日・20日・27日 土曜日 (13時から17時30分) の4日間,高度人工知能プロジェクトセンターの市村教授,鎌田特命講師による,オンライン公開講座を実施しました。データサイエンスや機械学習に関するAIの技術について,受講者は自分のWindows ノートパソコンを用いて, 16時間以上の講座を実施しました。

 感染症予防のため,対面による講義を避け,リアルタイム配信によるオンライン授業を実施しました。動画配信サーバは,担当教員が独自に開発したものです。インターネットの遅延状況がありますので,配信中断の防止や画面の文字が読みやすい解像度を保つなど,受講者の学修環境を考慮して開発したものです。

 講義中,受講者は,画面を見ながら,AI技術の理解だけでなく,具体的な事例をもとにPythonによるプログラミングを行い,データを分析しました。Slack(チャットツール)を用いることで,プログラムのデジタル配布や質問へのリアルタイム回答などを対面授業よりも活発に行うことができました。講座終了後は,地域連携センターで開発したオンデマンド配信システムを用いて講義内容を復習できました。

 また,講義中にいくつかの課題(宿題)があり,Jupyter Notebook形式でプログラム,実行結果,考察など,レポートを提出し,添削しました。

 

 リアルタイム配信の様子

複数のコンピュータをLAN上で接続して,動画処理しながら,リアルタイム配信

 

 即戦力講座画面

受講者はブラウザで動画で視聴しながらプログラム開発を行う

 

 講師

別の場所で講義を行う市村教授と鎌田特命講師

 

 対面で講義ができない状態で,オンライン授業に対する不安もあり,受講者は4人でしたが,講座終了時のアンケート結果によると,高い満足度を得られたと回答がありました。「思っていた以上に濃い内容だった。プログラムを実行し,結果を見ながら進めることができたので,理解しやすかった。」,「Slackを用いることで積極的に質問でき,また,丁寧に回答してもらえたので理解が深まった。」等の声がありました。

 地域基盤研究機構 高度人工知能プロジェクト研究センターでは,公開講座終了後も,オンラインチャットツール(Slack)を用いて,AI研究会(コミュニティ)の形成を目指して活動を進めたいと考えています。

 なお,深層学習編も開講を予定しておりますので,公開講座の受講を希望される方は,地域連携センターまでご連絡ください。

 


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