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【開講レポート】平成26年度「大学連携特別講座」(企業経営とイノベーション)3日目を開講しました

印刷用ページを表示する 2014年10月27日更新

講座3日目(10月25日:第5回,第6回)の様子を紹介します!

  平成26年10月25日(土)に,平成26年度「大学連携特別講座」(企業経営とイノベーション)3日目を開催しました。

  第5回,第6回は,マーケティングの基本的な考え方に始まり,科学としての近代的マーケティングを理解するレベルを目指しました。理論的枠組みを理解するために,前半の基礎編では多くの事例を基に,身近でわかりやすい内容について学び,後半の応用編では顧客の意思決定について,様々な実験研究を心理学の視点から捉えるための解説がありました。

  第5回は,「マーケティングとは何か」についてモダンマーケティングの基本を理解しました。基本事項から,顧客満足と顧客価値,ブランド理論,サービス・マーケティングまで,近代的マーケティング全体について明快でわかりやすい説明がありました。

講師 講義 

講師

県立広島大学 教授 粟島 浩二

講義風景

多くの受講生が熱心に講義を聞いています

 第6回は,消費者がどのように購買や利用といった決断をしているのかについて心理学的に説明がありました。「選好基準の逆転」,「反射効果」などを例に,人間の考え方には法則性があることを踏まえ,それを理解したマーケティングの重要性を学びました。

 講師講義 

講師

広島大学 准教授 相馬 敏彦

講義風景

講師から受講生に質問が投げかけられました

受講者の声

 3日目の受講後のアンケートの中から,受講者の声を紹介します。

 第5回について,「STP(segmentation,targeting,positioning)という考え方をはじめて聞いたが,とても勉強になった。市場をセグメント化する事は,重要と思った。」,「マーケティングという言葉は聞き慣れていたが,視点と手法と探る対象が不明であったため,細かく知ることが出来た。」など,マーケティングの基礎を学び,理論を生かして色々考えていく意欲が読み取れました。

 また第6回について,「経済学,経営学のみではなく,消費者行動の心理学の観点からマーケティングを学べて興味深かった。」,「心理学について今まで学習したことはなかったが,直感や何気なく決定している考えも,非合理的で,ある法則に基づいている場合があることがわかった。」という感想がありました。

次は,11月8日(土)の様子を紹介する予定です。

 


大学連携特別講座(企業とイノベーション)