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平成26年12月13日(土)に,平成26年度「大学連携特別講座」(企業経営とイノベーション)8日目最終日を開催しました。
第15回,第16回は,「ポスト工業化と組織・人事改革」をテーマに,同志社大学の太田肇教授が担当しました。
第15回は, IT化,ソフト化,グローバル化により求められる能力が根本的に変化し,モチベーションや努力の「量」より「質」が重要となるポスト工業化社会を勝ち抜くために必要な,組織・マネジメントの改革とはどのようなものかについて,海外企業の事例などを踏まえて講義がありました。
講師 同志社大学 教授 太田 肇 | 講義風景 |
第16回は,講義の内容を踏まえて,モチベーション向上を阻害する要因とその対策について,グループごとにディスカッションを行いました。議論した内容は発表を行い,最後に講師からコメントがありました。
グループワーク風景1 | グループワーク風景2 |
グループワーク風景3 | グループワーク風景4 |
発表風景1 | 発表風景2 |
発表風景3 | 発表風景4 |
最後に,今回が講座最終回となるため,本学の朴唯新准教授から挨拶がありました。
本講座は計8日間,16回の講義で,経営戦略,マーケティング,経営学,企業財務,人的資源管理など様々な角度で経営学を学ぶ盛りだくさんな内容でしたが,土曜日の開講にも関わらず,向学心と積極性を持って最後まで出席した受講生へ感謝の言葉がありました。
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挨拶 県立広島大学 准教授 朴 唯新 |
8日目の受講後のアンケートの中から,受講者の声を紹介します。
第15回について,「現場に近いテーマだったので,非常に分かりやすかった。」,「日頃感じていた人事制度の問題や,モチベーションアップの方法・施策を体系的に学ぶことができた。」,「海外の企業と日本企業とを様々な面から比較しており興味深かった。」との感想がありました。
また第16回について,「テーマが分かりやすく,メンバー間で議論が活発になった。」,「各グループの発表を聞いて皆同様のことに対して,モチベーションのアップ・ダウンを感じているのだと思った。」,「いざ考えるとあまり項目が思い浮かばなかったが,他グループの発表を聞くと共感できる部分が多かった。」との感想がありました。
今回が,最終回のレポートです。長期にわたり御出席いただいた受講生の皆様,各関係者の皆様,ありがとうございました。