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日時:平成30年8月20日・21日・22日・23日
月曜日~木曜日 9時~13時 (全4回)
場所:県立広島大学 広島キャンパス 情報処理演習室
AI(人工知能)やIoT(Internet of Things:モノのインターネット)は,私たちの社会にイノベーションをもたらしています。AIは集まったビッグデータをもとに,コンピュータが人間の知能のように分析,予測することを可能とします。IoTは「もの」をインターネットにつなげてデータのやり取りをしています。
本プログラミング教室では,次世代の社会を担う高校生・中学生を対象に,4回(8月20日・21日・22日・23日,各4時間,合計16時間)に亘って,最先端のディープラーニング,人工知能技術を学び, AIやIoTの手法をラズベリーパイ(組み込みコンピュータ)で演習しました。また,LinuxやWebシステムを体験して,データ分析の基礎を学び,簡単なプログラミング演習を行いました。
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市村教授による講義 | AI演習の様子 |
本プログラミング教室には,延べ46人の高校生・中学生が参加し,本学高度人工知能プロジェクト研究センター長 市村 匠 教授が講師を担当しました。また,経営情報学部経営情報学科 佐々木 宣介 准教授,ティーチングアシスタントの学生(経営情報学科 勝田 祥平 さん)及び日本学術振興会特別研究員(DC2)の鎌田 真 氏が,参加者一人一人に丁寧な演習指導を行いました。
参加者のアンケート回答によれば,「今までできなかった専門的な技術を学ぶことができた」,「本格的なプログラミングができた」,「前よりもプログラミングに興味がわいた」,「学校では学べないことをたくさん教えてもらって内容も興味深いものばかりだった」,「まったく知らなかったことを4日間でたくさん学べた」ということで,参加者全員がとても満足したということで,非常に好評でした。
また,「こんなに内容が詰まっていて,少し難しくてやりがいのあるものなんだと,講座を受けてほんとうによかったと思った。4日間,毎日違う,触れたことのないものや知識に囲まれて,キラキラしていた。今後,この分野に関わっていきたい。」との感想もあり,地域で高度AI技術を学びたいというニーズがあることが分かりました。県立広島大学地域連携センターでは,今後もこのようなニーズに応えていきます。