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【経営学科】「管理会計論」で外部講師をお招きしました

印刷用ページを表示する 2017年2月3日更新
 1月24日(火曜日)に経営学科開講科目である「管理会計論」(受講生24名)の授業の一環として,広島県にて多数飲食チェーン店を展開されている株式会社鎌屋・代表取締役社長の鎌谷律脩氏を講師としてお招きし,同社で実践されている経営・会計の実務についてご講演をいただきました。
 講演の中では,会計情報を戦略的に用いることが経営管理に大変有用であることを株式会社鎌屋の実践例に基づいて解説いただきました。具体的には,創業や出店の際に資金調達を行い,銀行と調整を行いながらどのように資金計画を立てていくかや,月次の店舗ごとの経営管理資料などを用いながらいかにして全員参加型の経営を実践していくかなどについてお話をいただきました。特に後者については,同社ではアルバイトスタッフも含め全従業員が会社の財務資料を見ることができるようになっており,それによって店舗のスタッフの方々から業績を改善するための現場ならではの提案が多数出されたエピソードなどもお話しいただきました。
 わずか1時間半という時間でしたが,通常の授業ではなかなか目にすることのできない社内での経営管理の資料などを提示されながらお話をいただき,受講生にとっては大変貴重な機会となりました。講演後は質疑応答の時間が設けられ,受講生からは会計に関する質問のみならず,従業員のモチベーションを高めるための工夫などについても質問がなされました。講演終了後,受講生からは,「会計が従業員個人のモチベーション向上に強く関わっていることがよく分かった」「業務を数値化して誰でも分かるようにすることの大切さがよく分かった」などの感想が寄せられました。
株式会社鎌屋代表取締役社長・鎌谷律脩氏によるご講演
株式会社鎌屋代表取締役社長・鎌谷律脩氏によるご講演