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経営情報学科4年生が平成26年度(第65回)電気・情報関連学会 中国支部連合大会で研究成果を発表しました

印刷用ページを表示する 2014年12月4日更新

学会発表の概要

経営情報学科4年生の4名が10月25日に福山大学で開催された平成26年度(第65回)電気・情報関連学会中国支部連合大会において,卒業研究に関連する研究成果の発表を行いました.

発表を行った学生と発表テーマは以下の通りです(当日の発表順)
・橋本淳君(広島県立広島井口高校卒):サブフロー間に性能差が存在する環境下におけるMultipath TCPの通信特性評価
・新田翔平君(広島市立舟入高校卒):パブリックスペース設置型無線LAN APにおけるダウンリンク帯域の不正占有対策に関する一検討
・河本美穂さん(広島県立広島井口高校卒):遅延・接続耐性ネットワークによる効果的な被災情報収集システムに関する検討
・寄能友梨恵さん(広島県立広高校卒):UDPベースのNAT-traversalを用いたVpn接続性に関する一考察

橋本淳君「サブフロー間に性能差が存在する環境下におけるMultipath TCPの通信特性評価」

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橋本君は,複数の通信経路で高速に情報伝達を行うMultipath TCPについて計算機シミュレーションを用いた特性評価を行った結果について報告しました.

発表を終えて橋本君は,「論文を書いて発表したこと,学会で他分野の研究を知ることが出来たことは貴重な経験であった.この経験を今後の卒業研究に活かしていきたい.」と述べています.

新田翔平君「パブリックスペース設置型無線LAN APにおけるダウンリンク帯域の不正占有対策に関する一検討」

発表風景
新田君はスマートフォンから無線アクセスポイントへ接続する際の不正通信端末の存在によってネットワークの公平性が崩れる事を防止する手法について提案を行いました.

発表を終えた新田君は,「連合大会では異なる分野の研究内容や考えを知る事ができ,貴重な経験でした.」と述べています.

河本美穂さん「遅延・接続耐性ネットワークによる効果的な被災情報収集システムに関する検討」

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河本さんは,被災時に電話回線等の常設通信インフラが切断した場合にも被災情報を迅速にデンタツする手法として,スマートフォンによって被災情報をバケツリレー形式で伝達するDTN(Delay Tolerant Network)システムについて提案を行いました.

河本さんは,発表後に「発表・質疑応答を通して,自らの至らなかった点を改善し,今後の卒業論文に生かしたい.」と述べています.

寄能友梨恵さん「UDPベースのNAT-traversalを用いたVpn接続性に関する一考察」

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寄能さんは,UDPベースのNAT-traversalを用いたVPN接続について,パケットキャプチャソフトを用いた特性評価を行った結果について報告しました.

発表後に寄能さんは,「応答質疑を受けて,自分なりにもっと具体的に方法を編み出し, 卒業論文に向けて研究を深めていきたい.」と述べています.