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令和3年度後期の授業について【学長メッセージ】

印刷用ページを表示する 2021年9月17日更新

令和3年度後期授業に向けて

 

学生の皆さん,保護者の皆様,県立広島大学学長の森永 力です。

本学では,新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため,今年度前期の授業につきましては,短期間対面を含むハイブリッドで行った時期はあるものの,一部の実験・実習を除き,原則オンラインで実施してきました。

皆様ご承知の通り,9月13日より,国による「緊急事態宣言」が9月30日まで延長されることになりました。これを受けて,広島県は県内の各大学に,「緊急事態措置」の実施期間延長に伴う新型コロナウイルス感染拡大防止のための集中的な対策をするよう,令和3年9月10日付で県知事から依頼が発出されました。その中で,大学・高等専門学校等へのクラスター対策への要望として,(1)授業に当たっては,こまめな換気・消毒・収容人数の制限,座席の間隔の確保,オンライン授業の活用等により,感染防止対策を徹底,(2)クラブ・部活動や合宿など集団行動については,公式大会への参加など,必要最小限の活動に止める,とされております。本学としましては,この依頼を踏まえて感染拡大防止対策の徹底を図っていきたいと思っているところです。

一方,オンライン授業等が1年半余り続いていることから,本学ではこれまで感染防止対策のもとでも,確実に学修機会の確保を図る観点から,数回にわたり「オンライン授業等についてのアンケート」を実施してきました。アンケートの結果を見ますと,オンライン授業については78%の学生が満足しており,授業の双方向性についても81%の学生が満足しています。これは,ネットワークの回線トラブルが少なく受講できたことや,教員がチャットやTeamsの機能を利用して,学生の質問や疑問に速やかに対応し,双方向的な講義を丁寧に進めている成果だと思っています。

とはいえ,多くの学生の皆さんが夢見た学生生活とは程遠い環境下に置かれ,学生同士,教員・学生間の繋がりや信頼関係を構築できる状態にもありません。このことに対して,深く心を痛めております。そのため,後期授業に関しまして,感染症対策を十分に実施したうえで対面授業による入構の機会を定期的に確保できないか,検討をしているところです。もちろん,感染状況が落ち着いた状況になれば,入構の機会をさらに増加させたいと考えております。

新型コロナウイルス感染については,いまだ収束しているわけではありません。学生の皆さんには,引き続き健康に留意して,毎日を過ごしていただきたいと思います。また,元気でキャンパスでお会いできることを,心待ちにしています。

保護者の皆様におかれましては,本学のこうした取り組みにご理解をいただきますとともに,学生の皆さんの大学生活が一層充実したものとなるよう,ご協力をお願いいたします。

 

県立広島大学

学長 森永 力

 

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