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平成29年度 重点研究地域課題解決研究活動報告(7)

印刷用ページを表示する 2017年11月15日更新

加工品開発による食資源(米・獣肉など)の高付加価値化 

 

研究代表者

学部・学科

生命環境学部・生命科学科

職位

准教授

氏名

吉野 智之

課題提案者

安芸高田市 産業振興部 地域営農課

研究課題名

加工品開発による食資源(米・獣肉など)の高付加価値化

研究の概要

米や鳥獣害対策としての鹿肉を用いた新食感の加工食品の開発を行う。最終的には,特に若手の雇用を生み出せる産業の創出を目指す。

活動状況

 近年の米価下落を受け,特産品・加工食品の開発による高付加価値化が求められています。米は米粉の利用などすでに全国で様々な取り組みが行われていますが,その他の商品化はまだ市場の開拓がされていません。また,安芸高田市は獣害対策に関連した雇用創出のためH24年よりジビエ事業に取り組んでおり,未利用部分の活用や加工食品などによる高付加価値化を目指しています。

 米加工食品の開発は,安芸高田市地域おこし協力隊および市内醸造企業と協働で行っており,Brix糖度が4148%となる高粘度性食品を開発しました。現在,試験的にイベントでの消費者アンケートを行うなどして,品質の向上中です。また,成分分析を行い,その有効性を成分からも検討しています。

 鹿肉加工食品は,安芸高田市地域おこし協力隊と100%鹿肉ソーセージや一般的な副材を入れたソーセージの開発を行っています。鹿肉の鉄分を残しつつ,パサパサ感をなくすための結着性が向上する製造方法を開発中です。

 吉野写真1           吉野写真2

         高粘度性米加工食品                             100%鹿肉ソーセージ

 

問合先

県立広島大学 経営企画室

〒734-8558
広島県広島市南区宇品東一丁目1番71号
電話番号 (082)251-9534(ダイヤルイン)
電子メール kikaku2@pu-hiroshima.ac.jp