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研究代表者 | 学部・学科 | 保健福祉学部・理学療法学科 |
職名 | 講師 | |
氏名 | 積山 和加子 | |
課題提案者 | 尾道市福祉保健部高齢者福祉課 | |
研究課題名 | 住民主体で展開する介護予防事業のボランティアの有効性と自助・互助の関係性に関する研究 | |
研究の概要 | 尾道市では平成25年度から介護予防事業としてシルバーリハビリ体操事業を実施しています。本研究では介護予防ボランティアであるシルバーリハビリ体操指導士(以下,指導士)や指導士が開催する体操教室に参加した高齢者への調査を実施し,自助および互助効果についての検証を行っています。 |
本研究では,尾道市内4地区で指導士への調査を行いました。調査内容としては運動機能評価(握力・片脚立ち時間など)と健康心理調査(3種類のアンケート)を実施しました。今回は4地区の調査で計101名(男性11名,女性90名)の指導士の方達に参加して頂きました。
握力や片脚立ち時間等の運動機能評価については,いずれの結果も厚生労働省の介護予防の目標値よりも高く,良好な運動機能を有していることが分かりました。また,健康心理面のアンケート結果についても,心理的ストレスが低く,生きがい感が高い結果が得られました。また,本研究では延べ40名程の学部生が測定補助として参加し,指導士の方達への調査内容の説明や運動機能評価の測定を実施しました。
今後は指導士の年齢や体操教室開催回数などによる関連や体操教室参加者に対する調査についても検討を進めていく予定としています。
瀬戸田福祉保健センターでの調査風景です。理学療法学科の田中聡教授が,対象者へ調査内容の説明を行っています。 | 御調保健センターでの調査風景です。学生が測定補助として参加し,各種運動機能評価の測定に従事しています。 |
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