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研究代表者 | 学部・学科 | 生命環境学部・環境科学科 |
職名 | 准教授 | |
氏名 | 藤井 宣彰 | |
課題提案者 | 尾道市教育委員会 学校教育部教育指導課 | |
研究課題名 | 尾道市の学校選択制度の検証について~成果と課題を踏まえて~ | |
研究の概要 | 尾道市の学校選択制度について,小中学生とその保護者,町内会長,新入学児童の保護者にアンケート調査を行い,学校選択制度や学校教育,地域との関係について意見や実態を把握します。 |
尾道市では,平成16年度から,児童生徒・保護者の教育ニーズに応えるとともに,特色ある学校づくりを進めることにより,教育の質的向上を図る目的で「学校選択制度」を導入しています。尾道市の学校選択制度は,市内小中学校ごとに受入可能人数を設定し,希望者は新1年生に限り,条件を問わず入学できることとし,申請が受け入れ可能人数を超えた場合は抽選としています。
しかしながら,一部の学校にニーズが偏っており,毎年抽選を実施していますが,他校ではほとんど抽選は行われていません。これらの学校においては,1学年複数学級を実現できているものの,他校区から児童生徒が流出入することで地域コミュニティに与える影響も懸念されます。
尾道市教育委員会では,平成24年に学校選択制度を利用した児童生徒・保護者を対象としたアンケートは実施しており,概ね好意的な回答を得ています。しかし,その他の調査を行っていないため,まだ思いを把握できていない層の考えをアンケート調査により明らかにします。
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