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平成27年1月24日(土),平成26年度「イノベーション技術経営プログラム」第7日目(最終日)を開講しました。
第15回は,本講座のメイン講師である就実大学の三枝省三教授による,「イノベーションへの研究・開発マネジメント」をテーマにした講義で,まず本講座のこれまでの講義の振り返りを行い,続いてグループ討議を行いました。グループ討議では,局所最適化に陥る場面とそれを回避するための対応策について意見を出し合い,代表者が内容を発表し全体で共有しました。
講義風景 講師の説明を熱心に聞く受講生の様子 | 討議風景 討議に講師も加わり,掘り下げて議論を行いました |
第16回は,最終回ということで、受講生が予め3つのグループに分かれて,これまで本講座で学んだことを活かして,自己課題をベースに,解決すべき課題を特定し,その解決のためのアイデアとアプローチ方法,スケジュールなどをとりまとめ,各グループの代表者から発表しました。発表後の質疑応答では,他の受講生から課題に対する率直な質問・指摘・アドバイスがあり,活発な議論の場となりました。
Cグループ 発表風景 テーマ:「看板革命」 | Bグループ 発表風景 テーマ:「BSBの地域創生支援」 |
Aグループ 発表風景 テーマ:「エンジン外販によるビジネス拡大」 | 講義風景 講師から受講生へのメッセージ |
第16回の終了後には講座の最終日となるため,講師より講義を終えるにあたっての挨拶と,事務局より修了証書の授与がありました。本講座は計7日間,16回の講義で,イノベーションに関する基礎的項目を学びながら,討議形式も多く交えて受講生が自発的に深く考えることや,地域の活性化に貢献している企業実務家の生の声を聞くことにより,技術経営について多角的かつ実践的に学ぶ内容でした。受講生それぞれの表情には達成感が表れていました。
講師による挨拶 | 修了証書 授与式 |
受講生からは,「とても良い経験になりました。もっと仕事で経験を積んだ上で,もう一度MOT(Management of Technology)について,勉強したいと思います。」,「先生の実務経験の話題は参考になりました。ビジネスモデルイノベーションの事例,セオリーは,今後,業務へ展開します。」,「本質的なイノベーションは本当に難しいと感じました。これを肝に銘じてやっていきたいなと思いました。」といった感想がありました。
今回が,最終回のレポートです。長期にわたり出席いただいた受講生の皆様,各関係者の皆様,ありがとうございました。
【参考】
当該講座の募集時の資料をご覧になりたい方は,こちらで御確認ください。
→ 平成26年度「イノベーション技術経営プログラム」 募集要項