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平成26年6月21日(土)に,医療・介護従事者のためのマネジメント講座2日目を開催しました。
第3回は「老年学概論」をテーマに,本学の狩谷 明美准教授が「長寿社会とジェロントロジー」について講義を行いました。老年学の定義や歴史にはじまり,日本の社会保障政策や世界の高齢者政策,老年学研究の最新動向などについて紹介がありました。また,経営学の基礎学習をベースに老年学の知識を加味し,自らの組織についてSWOT分析を行う演習を試みました。
講師 県立広島大学 | 講義風景1 講義に聞き入る受講生の様子 |
講義風景2 講師の研究室の大学院生による話もありました | 講義風景3 後半はグループに分かれて演習を試みました |
第4回は「医療経営特論」をテーマに,山田記念病院 院長 山田 徹氏が「医療マネジメントの今後の課題」について講義を行いました。「素人のように考え,玄人として実行する」ことを念頭に,日常的な出来事をヒントとして捉え,そのヒントを拡大解釈して考え出した様々なアイデアを紹介し,資本の原理が働きにくい医療・介護の分野でもマネジメントの視点が活かせることなどについてわかりやすく解説しました。
講師 山田記念病院 | 講義風景1 講義に聞き入る受講生の様子 |
質問風景1 受講生から実際の現場に基づく意見・感想が出ました | 質問風景2 受講生の様々な質問に答える講師の様子 |
次回は,6月28日(土)の第5回,第6回の講義の様子を紹介します。
【参考】
当該講座の募集時の資料をご覧になりたい方は,こちらで御確認ください。
→ 医療・介護従事者のためのマネジメント講座 募集要項