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講座6日目は,広島大学 産学・地域連携センターの研究員 西山敦士氏による講義でした。
第12回は,「イノベーションと企業会計(討議主体)」というテーマで
企業における会計の役割をわかりやすく開示するとともに,技術経営における会計の位置づけを解きほぐすことを目的として講義が行われました。
第13回は,「イノベーションを生む財務戦略(討議主体)」というテーマで
財務諸表の見方についての基本的な見方を説明した上で,そこからイノベーションを生む財務戦略について考えました。
特に企業経営者に対しては,財務諸表から現状を知り,中長期の戦略へつなげることを目的として講義が行われました。
講師 | 講義風景1 |
講義後半では,グループワークによる討議が行われました。
講義風景2 | 講義風景3 |
6日目受講後のアンケートの中から,受講者の声を紹介します。
「財務諸表は目安に過ぎず,人を見て判断・信用するという言葉が印象的だった」,「会計は目安でしかないとの考えは,とても斬新だった」といった,この講義によって新しい視点や考え方を吸収した方も多かったようです。
「事例も理解しやすく,良い議論ができた」,「教科書的な授業かと思っていたが,生の話ができて役立った」,「普段会計は意識がないので,講義を通じて意識するきっかけになった」といった,それぞれの受講生が今回の講義に満足している感想が多く寄せられました。
次回は,7月27日(土)の様子を紹介する予定です。