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平成26年6月11日(水)に,マネジメント特別講座(2)「社会起業家とBOPビジネス」を開講しました。
はじめに本講座を担当する本学の小見特任教授から講義と講師を紹介し,続けて特定非営利活動法人国際社会起業サポートセンター理事長であり立命館大学客員教授である渡辺孝氏による講義を行いました。
経済の停滞,財政危機の深刻化,エネルギー価格の高騰,少子・高齢化など日本は多くの課題に直面しています。また,開発途上国においても経済成長から取り残された人々が貧困に喘いでいます。 このような経済社会環境の負の側面に挑戦する,新しい潮流が国際的に大きなうねりになっています。その担い手として注目されているのが「社会起業家」と呼ばれる人々です。新しい国際環境の中で,社会起業家の活動がBOP(Bottom of Pyramid)ビジネスとして脚光を浴びており,その動向について講師に紹介いただきました。
紹介 県立広島大学 小見特任教授 | 講師 特定非営利活動法人 |
講義風景 | 質疑応答 |
受講後のアンケートの中から,受講者の声を紹介します。
「とても刺激的でした。知らなかった学問,考え方に触れることができたことに感謝します。」,「社会起業家やBOPビジネスの考え方,新潮流を理解することができ,大変有意義でした。」,「タイトルに興味をもったので参加したが,講師の話が面白かった。」,「ワクワクするようなヒントがたくさんつまっているお話でした。」などの感想がありました。
次回は,7月10日(木)に行うマネジメント特別講座(3)「アフリカ新時代における市場開拓を担う企業戦略」の様子を紹介します。次回も多くの受講をお待ちしています。
【参考】
当該講座の募集時の資料をご覧になりたい方は,こちらで御確認ください。 → マネジメント特別講座(2) 募集要項