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【メディア掲載】HBMSの教員・学生・修了生がスタンフォード大学を訪問しその様子がStanford SPICEに掲載されました

印刷用ページを表示する 2022年11月25日更新

​県立広島大学大学院経営管理研究科(以下HBMS)の教員,学生,修了生は,令和4年11月14日から11月18日まで,スタンフォード大学を訪問し,その様子がStanford SPICEに掲載されました。

Hikari Farm訪問の様子

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HBMSは,滞在中,日系一世のNagamine夫妻がはじめた有機野菜農家Hikari Farmを訪問しました。

1956年,ポケットにわずか24.32ドルでAkira Nagamineはカリフォルニア州ワトソンビルのイチゴ栽培者と30か月の契約を履行するために米国に足を踏み入れ,時給90セントで働き始めました。6年後,彼は5エーカーの土地を購入して,2人の兄弟と一緒に花の卸売業をスタートして独立しました。その後,今の野菜農家になるまでの間,第二次世界大戦下でのキャンプ生活を経て,彼らは日本の鹿児島の先祖から何世代にもわたる農業の技術でシリコンバレーの礎となる日本人による家族経営の農業を定着させてきました。

 

Hikari Farmは,日本の有機野菜に特化した農園です。初めに,Nagamineさんの渡米から,2014年にスタートアップであるHikari Farmができるまでの歴史についてご紹介いただきました。

その後,農園内を見学しました。現在,健康志向の先端をいくシリコンバレーの食文化のなかで,日本食の人気は高く、和食レストランやオーガニックスーパーからの注文が伸びています。なかでもHikari Farmで定評のある有機栽培のキュウリは発酵食品への注目からお漬物へ,同じく有機栽培でえぐみのない水菜,春菊,ホウレンソウは鮮度を活かして,そのままの味を楽しんでもらうのだそうです。
お寿司のブームはもちろんですが,最近ではヘルシーな「日本野菜」は注目されています。さらに身体によい食材として生姜やウコンが「日本野菜」として販売を伸ばしており,さらなる生産が期待されているそうです。

生姜とウコンを収穫する吉川先生

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​お昼は,鶏の出汁で野菜しゃぶしゃぶ,オーガニック野菜を使った自家製のお漬物をいただきました。しゃぶしゃぶはポン酢にカリフォルニアのレモンを絞って食べます。カリフォルニアでは,ヘルシーな日本野菜を使った鍋が,ブームになってきているそうです。

野菜しゃぶしゃぶ

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午後は,りんごの農園を見学した後,HBMSの吉川成美教授による「Agriculture and Tech」についての講義と,ディスカッションを行いました。

掲載日 令和4年11月22日(火曜日)
掲載媒体

Stanford SPICE

Hiroshima Business and Management School Visits the Bay Area

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