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オンライン授業スキル向上のための全学研修会を実施しました!
【日時】令和2年7月22日(水)14:40~16:10
【テーマ】「オンライン授業導入に係る教職員のスキル習得及びリラクゼーション研修」
【参加者】教職員,学生(SA:学修支援アドバイザー)
【方法】Zoomによるオンライン研修
【講師】<第1部>「オンライン授業導入に係る教職員のスキル習得」
 宇野 健司 氏 株式会社大和総研産学連携室副部長・東京大学非常勤講師
 東大UmeeT編集部学生
<第2部>「リラクゼーション」
 原田 淳教授 県立広島大学キャリアセンター長


第一部では,宇野先生から,「『いかに対面授業に戻すか』ではなく,『いかにICTを活用するか』
という決意が重要である」という考え方が示され,オンライン授業の弱点である学生同士の
コミュニティ醸成の具体的な方法も含めて,Zoomのブレイクアウトルーム機能を用いたグループ
ワーク体験を通じてご紹介いただきました。
また,東京大学UmeeT編集部の学生さんが,オンライン授業の感想について学生目線でお話し
いただくと共に,グループワークのファシリテーターとしても活躍されました。
教職員はもちろん,学修支援アドバイザー※の方にも貴重な機会となったのではないでしょうか。
※「学修支援アドバイザー」制度は,学生同士の学び合いを通じて,自身の学びを深める,
自律的な学修者を養成するための制度です。

第二部では,原田 淳教授(県立広島大学キャリアセンター長)から,日ごろのオンライン授業や
デスクワークから生じる心身の疲労を軽減するためのリラクゼーション方法(精神を安定させる
ための呼吸法や肩・腕の動き,マインドフルネス瞑想)について説明され,参加者は画面を見ながら
体験しました。
パソコンに向かっての作業が増えている現状において,意識的に休憩を取っていくことが必要ですね。
第二部終了後に行われた宇野先生・東京大学UmeeTの学生さんとの座談会では,「学生さんが
多数の課題を抱える中でどのように克服しようとしているのか」「コミュニティに入れない学生さんは
どうしているのか」など,教職員から途切れなく質問が飛び交いました。
宇野先生からは,オンライン授業により孤立しがちな学生さんを巻き込む授業実施方法について,
具体例を踏まえて丁寧にご説明いただきました。
県立広島大学では,平成26年度からの「大学教育再生加速プログラム」への採択や,令和2年度
4月からの学部等の再編を通じて,全学的な教育改革に取り組んでいます。中でも,コロナ禍に
おける授業の実施方法については,どのようにして学生の学びに繋げるか,という視点で,
日々改善に取り組んでいます。
今後も,教職員のみならず,学生さんと一緒になって,「わかりやすく,受けてよかった」と
学生さんが満足してもらえるようなオンライン授業づくりに取り組んでまいります。
 大学概要
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