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国際共生コース(設置構想中)

印刷用ページを表示する 2025年4月1日更新
国際共生コース(設置構想中)
 地域文化コースは、令和8年度から、国際共生コースに変わります(設置構想中)。

養成する人材像及び教育研究上の目的

 国際共生コースは、自国の文化についての知識と敬愛の心を持ち、他国の文化や異文化間のコミュニケーションに対する理解を深め、すべての人がお互いの人権と尊厳を大切にし、支え合い、誰もが生き生きとした人生を送ることができる共生社会の実現に貢献し、地域に暮らす人々のウェルビーイング(well-being)と地域社会の持続的な発展のために行動する人材を育成します。

国際共生コースで身に付くこと(ディプロマポリシー)

 国際共生コースは次の基準を満たした学生に学士(国際共生)の学位を授与します。

知識・技能

・文化的背景の異なる人々との相互理解・多文化共生を可能とするコミュニケーション能力を有している。

・日本や世界の各地で継承・展開されてきた諸文化に関する体系的知識や、文化に関わるさまざまな資料・事象を読み解く能力、客観的データに基づく実証的分析能力を有している。

・地域に暮らす人々のウェルビーイング(well-being)に寄与するという観点から地域課題を解決し、地域社会の持続的な発展に向けた企画を立案・実践するための体系的知識を有し、手法を身につけている。

思考力・判断力・表現力

・日本や世界の各地で継承・展開されてきた言語文化の特質を理解し、多様な他者と適切なコミュニケーションを図ることができる。

・日本や世界の各地で継承・展開されてきた社会文化の特質と価値を理解し、その考察の成果を十分に表現することができる。

・日本や世界の各地の地域文化に関わる諸問題について、言語、社会、歴史、政治、教育、法、文芸、芸術、思想、心理などの人文学的・社会科学的観点から複眼的に考察し、その成果を十分に表現することができる。

・地域に暮らす人々のウェルビーイング(well-being)に寄与するという観点から地域課題を解決し、地域社会の持続的な発展につながる企画を立案、提案することができる。

主体性・協働性

・多様な人々が暮らす地域社会において対話・コミュニケーションの場を創出し、媒介機能を担うことができる。

・多様な価値観が尊重され、すべての人がお互いの人権と尊厳を大切にし、支え合い、誰もが生き生きとした幸福な人生を送ることができる共生社会を実現するために、人間・言語・社会のあり方について考え続けるとともに、グローカルな視点・立場から、自らが働き、暮らし、活動する地域社会の諸課題を発見し、その解決に向けて行動することができる。

国際共生コースで学べること(カリキュラムポリシー)

 1〜2年次に学部の全学科・全コースの領域を横断する「学部学科共通科目」を設定し、全各学科・コースの専門性を学ぶ上で基礎となる科目を幅広く配置します。多様な専門分野の基礎を学ぶことで、広い視野と多角的な視点を身につけることを目指します。

学部学科共通科目例

国際共生入門、共生社会(仮称)、メディア・イングリッシュ(仮称)

日本の歴史と文化(仮称)、東アジアの歴史と文化(仮称)、地誌学

経営学概論、会計学概論、地域政策論、IoT・情報システム基礎学

 2~3年次に国際共生コースの核となる科目群「コア・ユニット(多文化共生、文化継承)」を配置します。「学部学科共通科目」を履修し、2学科4コースに関する専門分野の基礎を学んだ上で、学修者の興味・関心に応じて各「コア・ユニット」に配置された専門教育科目を体系的に学び、多文化共生を目指す地域社会の過去・現在・未来について更なる探究を行います。また、選択した「コア・ユニット」とは別に専門教育科目(他学科・他コースの科目を含む)を履修させ、主となる専攻の枠を超えて幅広い専門性を学修することで、多様な専門性の組み合わせによる発展・深耕や、幅広い視野と豊かな教養を身につけることを目指します。
カリキュラムイメージ1
カリキュラムイメージ2
 3~4年次に「卒業論文」又は「地域課題解決研究」を必修として配置します。これまで学修した探究課題について適切な方法で考察し、論文にまとめることで、その結果を他者に効果的に伝える能力を身に付けます。
 このほか、高度な外国語学修や登録日本語教員、学芸員に関する学修を行うためのカリキュラムを用意します。また、教育職員免許状の取得を希望する学生に対して、中学校教諭一種免許状(国語・英語)・高等学校教諭一種免許状(国語、英語)取得に係る「教職関連科目」を配置します。

国際共生コースが求める学生(アドミッションポリシー)

 地域創生学部・地域創生学科のアドミッション・ポリシーを踏まえ、国際共生コースは、日本や世界の各地で継承・展開されてきた各々の言語文化・社会文化及び多文化共生に関する専門的知識と技能の修得を目指す、次のような学生を求めます。

知識・技能

・日本や世界の各地で継承・展開されてきた言語文化及び社会文化に強い関心を持ち、それらについての基礎的な知識・技能を身につけている人

・自らが働き、暮らし、活動する身近な地域の問題、あるいは日本や世界の各地で起きている出来事に対する関心を持ち、それらについての基礎的な知識・技能をバランスよく身につけている人

思考力・判断力・表現力

・基礎的な学力を身につけた上で、自らが働き、暮らし、活動する身近な地域の問題、あるいは日本や世界の各地の言語、社会、歴史、政治、教育、法、文芸、芸術、思想、心理などの人文学的・社会科学的事象を複数の視点から相対的に捉え、自身の考えを適切に表現できる能力を身につけている人

主体性・協働性

・基礎的な学力を基盤として、主体的に探究と考察を深め、相互に協力して学修を進めていこうとする意欲を持っている人