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県立広島大で経営を学んだ卒業生の声 vol.1
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2025年6月24日更新
岡野 優衣 さん(2022年3月卒業)

現在どのようなお仕事をされていますか
大学時代にモニターツアーで訪れた島根県津和野町の田園風景に一目惚れし,卒業後に一般社団法人津和野町観光協会(以下,津和野町観光協会)の地域おこし協力隊員として働くことになりました(2025年7月から津和野町観光協会職員)。津和野町観光協会が主催したり,出展したりするイベントの運営に協力するほか,津和野町観光協会と同町内外の事業者・個人が共同で立ち上げた任意団体「Yu-na推進協議会」の代表として,体験型観光の推進に力を注いでいます。
Yu-na推進協議会は「津和野体験Yuna〜ほんとの自分と旅をする〜」をブランド価値として掲げており,仲間や住民の賛同と協力を得て,高付加価値型の体験観光商品の造成・販売,ツアーガイド,SNSなどを活用したアフターフォロー(ネットワーキング)に取り組んでいます。
Yu-na推進協議会は「津和野体験Yuna〜ほんとの自分と旅をする〜」をブランド価値として掲げており,仲間や住民の賛同と協力を得て,高付加価値型の体験観光商品の造成・販売,ツアーガイド,SNSなどを活用したアフターフォロー(ネットワーキング)に取り組んでいます。
これらの活動を通じてうれしいと感じるのは,ツアー参加者が津和野を好きになり,何度も津和野を訪れるようになってくれることですね。私自身が津和野に惚れて津和野で仕事をするようになったので,ツアー参加者と「(私の)好きを共有できた!」と感じられるからです。
最近は,観光やまちづくりに関するイベントや学校の授業などに講師として呼ばれ,Yu-naをはじめとする津和野での経験をお話しする機会も増えてきました。ツアーガイドや講演などの仕事を通じて,人に何かを伝えることも以前より上手にできるようになってきたと思います。
最近は,観光やまちづくりに関するイベントや学校の授業などに講師として呼ばれ,Yu-naをはじめとする津和野での経験をお話しする機会も増えてきました。ツアーガイドや講演などの仕事を通じて,人に何かを伝えることも以前より上手にできるようになってきたと思います。
県大での学びは仕事に役立っていますか
私が所属したまちづくりを学ぶゼミでは「現場へ行く」ことが何より重視され,卒業研究では瀬戸内海の離島の宿泊施設に泊まり込んで,現地見学や聞取り調査などを行いました。現地へ行く前はいろいろ不安でしたが,いざ行ってみると現地の方々は親切で,卒業論文をまとめるのに必要な情報も得ることもできました。格好良くいえば「現場へ出る力」がついたと思います。
また最近は,講演資料をまとめるために観光等に関する書籍や論文を読む機会が増えましたが,卒業研究の一環で先行研究をたくさん読んだので,そのことが書籍や論文の内容を理解したり,まとめたりするのに役立っていると思います。
また最近は,講演資料をまとめるために観光等に関する書籍や論文を読む機会が増えましたが,卒業研究の一環で先行研究をたくさん読んだので,そのことが書籍や論文の内容を理解したり,まとめたりするのに役立っていると思います。
高校生のみなさんへメッセージをお願いします
県立広島大学の経営分野の先生方は,学生たちに「現場に出る」「挑戦する」機会をたくさん与えてくださいます。ただし,その機会を活かせるかどうかはみなさん次第!「これを探究したい」「これに挑戦したい」という意思を示せば,先生方は必ずみなさん一人一人に合った挑戦の機会を紹介し,「現場に出よう」とするみなさんの背中を押し出してくれるはずです。