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県立広島大で経営を学んだ卒業生の声 vol.2
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2025年7月16日更新
松前 こころ さん(2022年3月卒業)

現在どのようなお仕事をされていますか
私は公的機関に就職し,現在は10名程度のチームで金融機関に立ち入り,経営状態を把握する仕事を行っています。チームの中で,私は金融機関の収益や経営体力に関する調査に従事しており,経営方針や外部環境を踏まえた先行きのシミュレーションを通じて,将来にわたる収益性や健全性について,金融機関と対話する仕事をしています。その過程で金融機関やチーム員と議論を積み重ねていくため,金融の専門知識や論理的思考,チームワーク,コミュニケーションに関するスキルなどが自然と磨かれているように感じることが多く,自身の成長を感じながら,やりがいのある充実した日々を過ごしています。
県大での学びは仕事に役立っていますか
私はもともと金融関連の知識に興味があったので,大学ではファイナンス系の科目を中心に履修しました。授業の内容は高校の時より深く,専門的になるため,内容を深く理解するには教授へ積極的に質問したり,インターネットや図書館で調べたりなど,自主的に学ぶことが必要となってきます。県立広島大学の図書館は蔵書数が多く,自習スペースが十分に確保されているので,私は空きコマに図書館へ行き,授業の復習をしたり,課題を済ませたりしていました。
また,私は大学時代にいろいろなことを経験して見識を深めたいという思いがあったので,エスキーテニス部やマーケティング研究会,現代視覚文化研究会など,様々なコミュニティに所属していました。特にエスキーテニス部では人生で初めて主将を経験したほか,他大学の学生やOG・OB等の社会人との交流が盛んだったことからいろいろな人と関わる機会が多く,とても有意義で充実した時間を過ごせました。
こうした大学時代の学びや経験は,就職後も金融の専門知識やコミュニケーション能力といった点で生かされていると感じています。大学時代に財務会計や金融論といった授業で学んだ財務諸表の読み方や金融機関の役割,金融商品の特性等に関する知識は,調査を進めていく上でとても役に立っていますし,サークルなどで鍛えられたコミュニケーション能力も活かされていると感じます。もちろん金融の専門知識は奥が深く,大学で学んだこと以上に必要な知識は多岐に渡るため,就職したからといっても勉強は欠かせません。今後も自己研鑽を積み重ねながら,様々なことを吸収し,戦力となれるよう励みたいと思います。
また,私は大学時代にいろいろなことを経験して見識を深めたいという思いがあったので,エスキーテニス部やマーケティング研究会,現代視覚文化研究会など,様々なコミュニティに所属していました。特にエスキーテニス部では人生で初めて主将を経験したほか,他大学の学生やOG・OB等の社会人との交流が盛んだったことからいろいろな人と関わる機会が多く,とても有意義で充実した時間を過ごせました。
こうした大学時代の学びや経験は,就職後も金融の専門知識やコミュニケーション能力といった点で生かされていると感じています。大学時代に財務会計や金融論といった授業で学んだ財務諸表の読み方や金融機関の役割,金融商品の特性等に関する知識は,調査を進めていく上でとても役に立っていますし,サークルなどで鍛えられたコミュニケーション能力も活かされていると感じます。もちろん金融の専門知識は奥が深く,大学で学んだこと以上に必要な知識は多岐に渡るため,就職したからといっても勉強は欠かせません。今後も自己研鑽を積み重ねながら,様々なことを吸収し,戦力となれるよう励みたいと思います。
高校生のみなさんへメッセージをお願いします
私は,自分自身が将来何をしたいのか,何が向いているのかを見つけるために,大学時代に様々なことに挑戦してきました。そうした意味で,県立広島大学はバックアップしてくれる職員や教授が多く,挑戦しやすい環境だったと思います。大学は知識を深める場所であると同時に,自分の可能性を広げる場所でもあります。何を学びたいか,どんな自分になりたいかを考えながら,焦らず,じっくりと自分の進みたい道を見つけてください。応援しています。