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健康科学科の3年生が『プラチナ世代55フェア2013』にて「減塩」をテーマに食育ミニ講座を実施しました。

印刷用ページを表示する 2013年11月27日更新
 健康科学科の3年生が,『プラチナ世代55フェア2013(11月24日,広島県立広島産業会館)』で,「減塩」をテーマに食育ミニ講座を行いました。

【食塩摂取量と血圧との関係】 
 御存じの方も多いと思いますが,食塩の過剰摂取は血圧を上昇させ,心血管疾患や脳卒中のリスクを高めるといわれています(Nagata et al. Stroke 2004: 35: 1543-1547)。特に,日本人の食塩摂取量は世界各国と比べて多く(厚生労働省HP),減塩の啓発運動が日本の各地域で行われています。減塩により食塩摂取量を少なくし,高血圧発症のリスクを下げ,いきいきとしたライフスタイルを手に入れましょう!!

【ミニ講座】
 「どうすれば減塩できるのでしょうか?」という参加者の質問に対して,健康科学科の河村さん(3年生)は「様々な方法がありますが,まずは薄味に慣れることが大切です」と答えていました。松原さん(3年生)は「では,ご自身がどのくらいの濃度で塩味を感じるのか実際に確かめてみましょう」と言いながら,濃度の異なる食塩水の入った容器4つをテーブルに並べて,「食塩水を口に含んで,濃度の低い順から容器を並べてください」と参加者に説明し,味覚検査を行いました。「塩味を感じましたか?」,「濃度の違いはわかりましたか?」といった学生達の問いかけに対して,真剣に考え,何度も味を確認する参加者もいらっしゃいました。最後に,味覚検査の結果を踏まえながら,自宅でも手軽に取り組める減塩テクニックをお伝えしました。
 当日は,健康科学科のブースへ約200名の方にお立ち寄りいただきました。ありがとうございました。

【減塩6カ条】
1. 薄味に慣れよう
2. 漬物・汁物の量に気をつけよう
3. 醤油・ソースの使い方を工夫しよう
4. 味付けや料理の作り方を工夫しよう
5. 酒のおつまみに注意しよう
6. 練り製品(かまぼこ・はんぺん),加工食品(ハム・ベーコン)に気をつけよう。
減塩