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現役大学院の声-研究室紹介(その8 (原田研究室)

印刷用ページを表示する 2024年5月31日更新
‐資源分離循環工学研究室‐

 庄原キャンパス3号館7階にある資源分離循環工学研究室では、Sdgsの観点に基づいて、身の回りの資源を活用して解決策を見出すことが研究室のメインテーマになっています。近年注目されているバイオマス資源の活用として、農業廃棄物から再利用可能なリンやカリウムを牡蠣殻や竹粉に吸着させて回収する研究や様々な分野で注目されている微細藻類を用いた担持体培養など、バイオマス資源活用を軸に様々な研究が行われています。

 現在、資源分離循環工学研究室は、原田浩幸教授を筆頭に、博士後期課程院生1名、博士前期課程院生2名、学部4年生3名、学部3年生5名、計11名で構成されています。今まで多くの留学生が、長期・短期留学で所属していました。現在では、博士課程後期・前期で各1名の留学生が所属しています。

 研究室内では、1人1つのコワーキングスペースが確保されており、研究以外に講義の自習やテスト勉強に集中することもできます。また、歓迎会やクリスマス会など多くの催事が行われており、それらの催事を通じて留学生との交流が盛んに行われています。

 研究を進めるにあたって、先生からの助言だけでなく、学生間でのコミュニケーションが活発なので、鬼に金棒です。個性あふれるメンバーで、日々卒業研究に励んでいます。



「大学院の勧め」

 大学院に進学することは、(1)専門知識が豊富になり、専門性を必要とする職に就きやすくなること、(2)十分な時間を使って、自由な発想で、好きな研究ができること、(3)業種によれど、生涯年収が上がるチャンスが得られること、のようなメリットが挙げられる。

また、県立広島大学の大学院に内部進学することは、(1)進路の早期決定によって、卒業研究や自分のやりたいことをする時間が増える、(2)2年間を共にしてきた信頼できる指導教員の下で研究・就職活動ができる、(3)学部での研究を続けるなど研究計画や大学院生活での長期的な計画が立てやすい、などのメリットがある。

将来の自分の目標を多角的な視点で捉え、納得のいく進路決定をすることが最も大切である。

現役大学院の声-研究室紹介(その8 (原田研究室)