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公開講座「即戦力となる人工知能人材育成のためのプログラミング講座~基礎編~」を開催しました

印刷用ページを表示する 2019年11月15日更新

実施概要

 日時:令和元年1019日,1015日,1026日 土曜日 午後1時~530分 (全3回)

 場所:県立広島大学 広島キャンパス 経営情報システム演習室2

実施状況

 県立広島大学では,社会人技術者を対象に,AI技術を活用した新たな事業・産業を創出する人材の育成を目的として,今年度,次の3つの公開講座と本学大学院の授業科目「計算知能システム研究」を併せて受講することにより,履修証明書の交付を受けられる履修プログラムを実施しました。

(1)  公開講座「即戦力となる人工知能人材育成のためのプログラミング講座~機械学習編~

(2) 公開講座「データサイエンティスト人材育成実践演習」

(3) 公開講座「即戦力となる人工知能人材育成のためのプログラミング講座~基礎編~」

 本講座はその公開講座の1つで,本学地域基盤研究機構高度人工知能プロジェクト研究センター長 市村 匠 教授と同センター鎌田 真 特命講師の担当により,オープンソースの 深層学習(ディープラーニング) のライブラリであるKerasを使ったPythonによるプログラミングを学び,例題による画像分類の処理プログラムを通じた深層学習の演習を行い,社会人21名が受講されました。また,データ増強の方法や最新の研究動向である敵対的事例などの課題解決方法についても,学びました。

市村教授 

鎌田特任講師 

市村教授による講義

鎌田特命講師による演習

 深層学習の高度な内容で,教室以外でも自習することが求められた公開講座でしたが,受講者の皆さんは熱心に取り組まれました。講座終了時の受講者へのアンケートでは,「先端分野の知識を理論と実習の両方で学べた。」,「深層学習の手法,処理,基本的なPythonのコーティングについて理解できた。」という声があり,高度なAI技術を学びたいというニーズに応えることができました。また,「会社の業務で抱えている課題で,画像判別の手法をトライしてみたいと思う。」,「とても実践的な内容で,毎回,興味深く聴いた。ここで学んだ内容を,会社の業務課題に応用できる。」という声もあり,実際の業務に活かせる講座であったと好評でした。 

 県立広島大学地域基盤研究機構では,このようなニーズに応えるため,履修証明プログラムや公開講座により,今後も社会人に向けた学びの機会を提供していきます。