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【コミュニケーション障害学科・コミュニケーション障害学コース】3年次の授業を紹介します(認知系障害学演習Ⅳ(総合・地域))

印刷用ページを表示する 2023年2月21日更新

3年次の授業を紹介します(認知系障害学演習Ⅳ(総合・地域)

本学科・コースのカリキュラムでは,専門必修科目が,コミュニケーション障害の対象や内容により「系」に分かれています。「認知系障害学演習Ⅳ(総合・地域)」は,3年次の後半に履修する「認知系」科目の総まとめです。

大学附属診療センターを利用する失語症の方にご協力いただき,教員が動画や検査結果を呈示します。
学生は少人数グループに分かれ,患者様の個人訓練と集団訓練を立案し,訓練材料や実施方法を実演します。
それまでの授業で蓄えた知識と,臨床実習Ⅱでの経験を活かし,ユニークかつ現実的なアイデアを出し合います。

訓練案の発表場面​

考案した訓練の方法を,言語聴覚士役と患者役になり,ロール・プレイを交えてわかりやすく説明します。
同じ患者様が対象でも,個人訓練と集団訓練では,異なる目的,実施内容になるため,両方の訓練案を発表します。
発表を聞いているクラスメートは,疑問点や理解を深めるための質問をします。

訓練案の発表場面1      訓練案の発表場面2

 

学生からは次のような感想がきかれました

  • 他の班の発表を聞くことで,自分では思いつかないような内容を知ることが出来た。
  • 個々の患者さんに合わせた目標設定,課題の設定などの難しさと重要性,ご家族への配慮等,臨床では考えることがたくさんあるのだなと改めて実感しました。
  • 検査結果から機能レベルの評価を正しく行うことはもちろんのこと,本人や家族の困り事を解決するためには,「相手の生活を知る」ということが重要であると思いました。
  • 患者様のニーズや生活背景等の要因や発症からの期間なども考慮する必要があり,「その人にとって最も良い訓練とは何か」を考える難しさを改めて痛感した。
  • 4年生では失語症友の会でグループ訓練を立案するが,失語症タイプや重症度,生活背景が異なる方に対して,どのようなプログラムを立てるのが良いのか,今回の授業での学びを活かして取り組みたい。

3年次では,
各障害系についての具体的な講義・実践的演習を通して
学習を進めます!!