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上水流 久彦(かみづる ひさひこ)

印刷用ページを表示する 2021年7月12日更新

研究者紹介

所属:地域基盤研究機構 職位:教授 学位:博士(学術)

研究室:県立広島大学広島キャンパス1726号室

E-mail:kamizurupu-hiroshima.ac.jp  *を@に変えてください。

研究内容:https://researchmap.jp/read0054277

研究室Web:https://www.pu-hiroshima.ac.jp/p/kamizuru/studyroom.html 

研究に関する自己PR

文化人類学を専門とし、現地調査(フィールドワーク)に基づいて文化研究をしています。フィールドは台湾を中心に日本を含む東アジアです。「常識」を再考することで住みやすい社会が如何に構築できるかを考えています。

研究テーマ

東アジアにおける日本認識や歴史認識、現代化と東アジアの伝統的な家族関係、東アジアのトランスナショナリズム、文化資源の活用と観光、日本社会の多文化共生、日本社会のジェンダー問題

研究の特徴・内容

社会における「摩擦」をテーマに研究を行っています。それは、「常識の再考」でもあります。メインのフィールドは、台湾と日本です。とくにマイノリティという立場からどう見えるのか、マジョリティとどう接合できるのか、考えています。そのため研究対象は多岐にわたります。この10年は、日本の植民地統治の現在を考える研究をしています。これは、東アジアにおいて日本という問題をどう考えるかというものです。具体的には、日本統治時代の建築物が現在どう扱われているかがを通じて、日本認識や歴史認識の構築を考えています。

また、日本社会を対象にした場合、日本の周辺と言われる国境近くに住む人々と国境や国家との関係、外国人市民などのマイノリティとの共生も重要な課題です。最近では地方におけるジェンダーの問題に関心があります。日本社会は、マイノリティの存在が見えにくく、存在しないと考える人もいます。このようにマジョリティ中心の「常識」によって自分らしく生きることが困難になっている現状があります。

伝統も研究の対象です。伝統は一見良いものに見えますが、有無を言わせず人を従わせる概念でもあります。祖先祭祀という伝統も都市化や産業化などの現代化によってその維持が困難になり、子どもがいない人もいます。私たちの死生観はどうなるのか。最近考えているテーマです。

論文リスト

「東アジアの新型コロナウィルス感染封じ込めにみる検討課題」『アジア遊学』253、2020年10月[査読無し]

「近年の台湾の保釣運動の変遷―ある運動家の視点から」『県立広島大学総合教育センター紀要』5、2020年3月[査読無し]

「近代建築物にみる沖縄の近代化認識に関する一試論 ――琉球・沖縄史の副読本にみる歴史認識を踏まえて――」『白山人類学』21、2018年3月[査読有り] 

「中華民国の台湾化にみる金門の位置づけに関する一考察 『アジア社会文化研究』18、2017年3月[査読有り]

The way history is told in Taiwan: Reassessing a survey in Taipei. Notandam39、2015年7月[査読有り]

著書

台湾漢民族のネットワーク構築の原理―台湾の都市人類学的研究、2005、境域の人類学―八重山・対馬にみる「越境」、共編2017、東アジアで学ぶ文化人類学、共編2017、帝国日本における越境・断絶・残像―人の移動、共編2020、帝国日本における越境・断絶・残像―モノの移動、共編2020

キーワード

文化人類学、歴史認識、日本認識、観光、ジェンダー、多文化共生、祖先祭祀、トランスナショナリズム、台湾、東アジア、近代建築物、植民地統治、現代化、墓

関連するSDGs項目

51016

関連情報

県立広島大学の教員による講義(夢ナビ)

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