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吉川 ひろみ(よしかわ ひろみ)

印刷用ページを表示する 2023年5月1日更新

研究者紹介

吉川先生

所属:保健福祉学部 作業療法学コース 職位:教授 学位:博士(保健学)

研究室:県立広島大学三原キャンパス3404号室

E-mail:yosikawa@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/yo4kawahi

研究室Web:https://www.pu-hiroshima.ac.jp/site/ot-zemi/yosikawazemi.html

研究に関する自己PR

作業療法士として臨床、研究、教員に携わっています。作業を療法として用いる前に、作業そのものを探求しようと誕生した作業科学の普及を進める中で、即興劇や個人の経験を聞くことに注目するようになりました。

研究テーマ

作業療法理論、作業療法評価法、作業療法プロセスの理論と実践、協働と共感を高める教育手法、ヘルスケア専門職のための倫理教育

研究の特徴・内容

作業とは何か、作業が治療になるのはいつか、作業科学と作業療法の理論を研究しています。固定観念を取り除き、リハビリテーションや医療の枠を外すことで、作業の視点(作業レンズ)が新たな気づきや問題解決のきっかけをもたらします。国際的な作業科学と作業療法の研究から、日本の臨床家や教育者が学べることが多いと考え、海外文献や書籍の紹介をしています。私たちの日常の中に作業があります。いつ、どこで、誰と、何を、どのように行ったか、こうした作業経験を振り返る方法として、プレイバックシアターやリスニングアワーは有効です。プレイバックシアターは、語られた個人の経験を、その場で即興劇として演じるものです。リスニングアワーは、一人一人が語る経験を、静かに聞くセッションです。どちらも、教育や専門職の研修として取り入れています。気持ちよく目覚め、美味しい朝食を食べ、仕事や趣味に没頭し、夜はぐっすり眠るという日々の一つ一つの作業の意味と価値を探求し、多くの人がこうした作業経験を通して幸福な人生を送ってほしいと願っています。そして、幸福な人生を支える社会のあり方を、議論し合う場を作る努力もしていきたいと考えています。

受験を検討している方々へ

作業療法は、コンピュータやロボットにはできない要素を多くもつ職業です。慢性疾患や心身機能障害をもつ人それぞれが、したいこと、する必要のあることを、より楽に、効率よく、安全に、少ない援助で行えるように考え、実践するのが、作業療法士の仕事です。そのために必要となる知識と技能を、保健福祉学科作業療法学コースでは教育しています。

作業療法士には、意見を主張したり、交渉したり、グループ内での対立を調整したりといった勇気ある行動力が必要です。本学の教育では、コミュニケーション、協働、創造の力を育むために、プレイバックシアターという即興劇の手法を取り入れた教育も行なっています。

何が正しいかを自ら明確な理由をもって判断し、より正しい行動をとれる人材育成を目指して、倫理教育にも力を入れています。

連携協力を検討している方々へ

作業療法士やリハビリテーション関連職員の研修会の講師をすることがあります。主なテーマは、作業療法理論、クライエント中心の実践、エビデンスに基づいた実践、医療倫理です。

2019年にプレイバックシアターのリーダーシップコースを終了し、保健・医療・福祉分野の学生や職員を対象に、ワークショップを実施しています。他者の話を聞き、想像し演じること、グループで創造的表現をすることで、新たな発見やチームの連携強化につながります。2020年からはオンラインでも行っています。

詳細は、次のサイトを閲覧ください。

https://hiromiosotpb.jimdofree.com/

論文リスト

    著書

      専門資格

      作業療法士、AMPS講師、プレイバックシアターリーダー、リスニングアワーガイド

      キーワード

      作業療法、作業科学、COPM、AMPS、倫理、プレイバックシアター、リスニングアワー

      関連するSDGs項目

      3458

      関連情報

      https://youtu.be/L9NDpPRx5-w

      https://hiromiosotpb.jimdofree.com/


      所属別一覧