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新型コロナウイルスの感染拡大防止のため,今年度の助産学専攻科は5月からオンライン授業が始まりました。
本日は,「助産診断・技術学Ⅰ」のオンライン授業の様子をご紹介します。
「助産診断・技術学Ⅰ」では,妊娠期の正常な経過から逸脱までの診断とケアに必要な知識を教授する科目です。
5月中旬に行われたオンライン授業では,助産師が妊婦健康診査を行うために必要な診察技術のうち,触診法(レオポルド触診法),聴診法(胎児心音聴取),計測診の技術の知識の習得,自宅にある物を使って実践してみることを行いました。
学生には,妊婦さんのお腹(ぬいぐるみやバスタオル等でお腹を作ってみる),メジャー(なければ紐),胎児心音聴取のためのトラウベ(ラップの筒や太いマジック等),腹帯(マフラー等のお腹に巻けそうなもの)を準備してもらいました。全員,様々なものをデバイスのビデオカメラの前に準備して授業に臨んでくれました。
教員が,妊婦腹部模型を使ってデモンストレーションを行い,学生は画面越しにそれを見て,各自行ってみました。また,デモンストレーション内容をクリティークし,診察技術に伴う手技や妊婦への配慮を考えることができました。
教室でのオンライン授業の様子 オンライン授業時の教室のPCより