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【助産学専攻科】助産診断・技術学Ⅰ:調理実習の授業の様子を紹介します。

印刷用ページを表示する 2024年6月21日更新

「助産診断・技術学Ⅰ」の調理実習の様子を紹介!

調理実習を行いました!

この授業では、妊娠期にある女性の食事を考えるために、
レシピ・費用・カロリー、栄養素をグループごとに考え、調理実習を行いました。

調理実習①

テーマは、つわりと便秘のある妊婦の食事、貧血のある妊婦の食事、
妊娠糖尿病を予防するための食事、妊娠高血圧症候群を予防するための食事でした。

学生は、5月初旬から、グループごとに計画し、6月初旬にいざ調理実習。
グループ分けは、自分の興味・関心のあるテーマを選ぶことと、
料理の経験やスキルがある人・ない人をバランスよく配置することを念頭に、学生が決めました。

三原キャンパスには、2号館に調理実習室が設置されています。
助産学専攻科では、1年に1回、この調理実習で使います。

どのグループにも、料理に今まで触れてこなかった学生さんたちが、悪戦苦闘します。
料理経験のある学生さんが、グループのリーダーシップをとって、調理していきます。

調理実習②

調理実習③

調理実習④

調理実習⑤

調理実習が終われば、自分たちの料理のプレゼンテーションを行いました。

調理実習⑥

最後は、みんなで実食!
おいしく、楽しい時間となりました。

調理実習⑦

 

調理実習⑧

授業後には、学生1名ずつに、仮想コイン(おはじき)を5つ渡して、
よかったグループへ投票しました。

【結果発表】

翌日に、結果発表をしました。
今年度は、貧血予防の食事グループの優勝!
準優勝は、つわり・便秘予防の食事グループでした。

調理実習⑨

授業後の学生の学びを一部、紹介

実際にやってみることで、対象者の立場を考えた支援を考えるきっかけになりました。
学生の学びを一部、紹介します。

  • どのグループのメニューも、主食、主菜、副菜が揃っているだけでなく、テーマの症状に対した工夫点があり、食材の組み合わせや全体のバランスが大切だと学んだ。
  • 作ってもらうことを前提にするのももちろん必要ですが、コンビニやスーパーで買えるものでも代替えできるようなメニューも考える必要がある。
  • 忙しいとバランスの良い食事を何品も作るのは簡単ではない。そのため、冷凍食品を用いたり作り置きをしたりするなど工夫をすることも大切。
  • 今回は3人で作ったので早く作り終えることができたけど、妊婦さんが1人で毎日仕事終わりにご飯を作ることは簡単ではないと実感した。
  • 実際にレシピを考えて調理するために、手間や時間、費用など具体的に考えて試行錯誤したため、健康教育の対象者の立場に立って考えることにもつながった。ただ単に知識を提供して健康教育するだけではなく、妊婦のライフスタイルも考慮して現実的に可能な食事を一緒に考えていきたい。

 

来週から、助産学専攻科の学生としては、初めての実習です。
臨地の助産師さんたちが、妊婦さんにどのように関わっているか?を学ぶチャンス!
ドキドキ、そわそわ、ワクワクして、実習に行ってきます。