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助産学専攻科では、助産学実習Ⅲの中で、
学生と教員が協働して、公開講座の企画・運営を行っています。
今回は、妊婦とパートナー・家族を対象にした公開講座です。
助産師業界では、「出産準備教育」と言います。
令和5年9月2日(土曜日)の午前に開催しました。
参加者は、妊娠23週~33週までの妊婦さんとご家族、11組でした。
コロナ禍が明け、初めて定員を満たした講座となりました。
助産師である教員と、助産学専攻科の学生と安田女子中学高等学校の高校生で
お話ししました。
プログラムの中では、グループで自己紹介をしたり、クイズの答えを考えたりしていきました。
グループの中に、ファシリテーターとして助産師学生が入りました。
お腹の赤ちゃん(胎児)の発達に関するクイズの後、
答え合わせをしながら、胎児の成長についてお話しました。
これは、安田女子中学高等学校の高校生と助産師学生がコラボレーションしました。
胎児人形と骨盤模型を用いて、胎児が回旋して生まれてくることを説明しました。
妊婦体験ジャケットの装着をして、
靴下の脱ぎ着や寝転んで起き上がってみる、
お風呂掃除をイメージしてみるなどを体験してもらいました。
教室にある分娩台に、妊婦さんやパートナーさんに乗ってもらい、
お産の時に、どんな胎位になればいいかなどを考えてもらいました。
それぞれの妊婦さんのお腹の中にいるくらいの大きさの赤ちゃん人形を触ったり、
抱っこしたりして、おなかの赤ちゃんをイメージしてもらいました。
参加してくださった妊婦さんが、より良いマタニティライフを過ごして、
自分らしいお産ができることを、
助産師のたまご(学生)・助産師(教員)一同、祈っています。