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助産学専攻科の「県大へ行こう~授業公開週間~」で、
下記の日程の授業を公開しました。
各授業とも、高校生と大学生の5名、保護者数名が参加してくださいました。
急遽、大学に来れなくなった参加者さんとはオンラインでもつなぎました。
この授業では、子育て支援計画の立案を行いました。
学生は3グループに分かれて、1歳までの乳児とその親を対象とした
地域の子育て支援サークルを企画し、サークル内で実施するイベントを考えました。
参加した高校生・大学生にもグループワークに参加してもらいました。
授業の後半には、各グループで考えた子育て支援サークルの目的や名称、
開催場所や開催にあたって留意すること、
イベントの内容をプレゼンテーションした後、
イベントの一部を実演しました。
イベントの一部を実演する(ロールプレイ)時には、
他のグループの学生は、乳児を持つ親になりきり、イベントを体験しました。
この授業のねらいは、助産師として自身と妊産婦の身を守るための
防災の知識を理解し、災害時の助産師の役割・支援のあり方を学ぶことです。
平時の災害時の備えから、発災時の初期対応、対策・支援活動の講義を行ってから、
避難所での分娩介助の演習を行いました。
演習の後には、産婦役・助産師役・家族役になってみての気づき、
学びをディスカッションして、グループごとに発表をしました。
参加した高校生・大学生にも、グループでの役割を決めて入ってもらいました。
午後の授業では、病院内での発災時の初期対応、対策・支援活動についても学びました。
災害は、いつ起こるか分かりません。
今かもしれないし、明日かもしれない、10年後かもしれませんが、
備えをしておくことができるように、
まずは自分の身を守ることから始めていきましょう。