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「助産診断演習Ⅰ」では,妊娠期,産褥期,新生児期のケアを円滑に行うために必要な基本的助産技術,
各期の健康教育を学習します。
今年度の助産学専攻科では,例年以上にシミュレーション学習を取り入れて教育を行っています。
4月から6月にかけて,妊婦健康診査の中で行う健康教育をシミュレーションを通して学んできました。
妊婦さんは,妊娠すると,病院,診療所,助産所で妊婦健康診査を受けます。
その中で,妊婦さんがより良いマタニティライフを送ることができるように,より良い出産を迎えられるように,
妊婦健康診査の中で,助産師が健康教育を行っています。
妊婦さん自身が自分自身で,出産や育児に向けての体づくり・心の準備ができるように
一緒に生活を見直したり,今後の生活を考えたりしていきます。
シミュレーションの演習の中で,学生は模擬妊婦さんを前に,問診し,迅速に助産診断をして,
模擬妊婦さんに必要な健康教育を行いました。
シミュレーションをした後に,自分たちの実践を振り返りました。
学生は,自分たちのできていたところ,もっとよりよくすればいいところを活発に意見交換し,
次のシミュレーションで活かしていました。
妊婦模型で,妊婦の腹部を触診している場面 模擬妊婦に対して,健康教育をしている場面
模擬妊婦に対して,着帯指導をしている場面 シミュレーションの妊婦の健康教育を振り返る場面
オープンキャンパスでは,模擬講義として,この演習の実際を参加者に体験や見学をしてもらいます。