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【看護学科】小児看護実習1クール目が終了しました vol.3

印刷用ページを表示する 2021年6月21日更新

 令和3年5月10日から1クール目の小児看護実習が始まりました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響から,オンライン実習となりました。

 3週目は,主に4歳のペルテス病の事例展開を行いました。その中で,食事や排泄場面などの日常生活での支援や,面会する保護者への対応,遊びの援助についてロールプレイを用い発表し,検討しました。看護実習室からライブ配信することで,どの部位を支え,移動の援助を行うのか等,具体的な援助を検討することができました。臨床講義では,広島県立障害者リハビリテーションセンター近藤看護部長,若草園実習指導者の沖看護師と本学卒業生で大学院生の嶋看護師にご協力いただきました。紙面上の事例展開では知りえない看護の実際について理解することができました。

 また,県立広島大学附属診療センターの井上看護師にご協力いただき,外来での小児看護について教員がインタビューした動画を視聴し,定期的に来院する患児・家族への対応等について理解しました。

 3週間の実習での学びを最終カンファレンスで次のように発表しました。

  • 保健師や看護師をされている方の講話を聞く機会があり,臨床でどういうことに注意していけば良いのかということがとても理解できた。
  • 疾患・治療により日常生活や遊びが制限されるので小児の心身への影響を最小限にするかかわりが必要である。
  • 退院後の生活について,入院当初から家族・患児と連携し,どのような希望・思いを持っているのか一緒に考えていく体制を整えておく必要がある。
  • 今後は小児を取り巻く社会の動きに関心を持って関わっていきたい。
R3小児看護学実習3週目
R3小児看護学実習最終