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看護学科4年生の香川美咲さんが,TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2022(令和4年6~12月)に参加しました。このプログラムは,日本における災害医療や看護を専攻する学生の専門知識の深化および次世代を担うリーダーシップの育成を目的とし,全国の看護学生を対象として開催されています1)。
令和4年6月と7月に宮城県での事前研修,8月に米国機関と連携して行う米国オンライン研修,9月に事後研修が行われ,最終報告会は12月に開催されました。
1) TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム2022 プレスリリース「日本における看護学生の能力開発,リーダーシップの育成を図る「TOMODACHI J&J 災害看護研修プログラム」10名の7期生を決定」より引用 http://usjapantomodachi.org/ja/2022/06/36038/
〇今回のプログラムに応募しようと思ったきっかけを教えてください。
中学3年生の夏に,西日本豪雨災害を経験しました。その後高校で海外留学の機会を得て,日本とは違う「災害」の現状を知りました。日本では自然災害が生じやすい地域には防波堤などが整備されます。しかし海外では,災害に備えて予算を割くことが難しく,自然災害の被害を受けることが分かっていても防ぐすべを持たない地域もたくさんあります。いつか海外の災害支援に携わりたいという思いを持っていたことが,きっかけの一つとなりました。
次の記事では,活動を通した学びや気づきについて紹介します。