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2年次の科目「高齢者の健康と看護」では,体験を通して高齢者への理解を深めることを目的として,高齢者疑似体験演習を行なっています。学生は,授業で高齢者の生理的特徴について学修した後に高齢者疑似体験スーツを装着し,動き方や見え方などの変化を体験します。
令和5年度は5月15日(月曜日)に行いました。学生は,関節を固定して動きにくくする装具や,自然と前かがみの姿勢になる重りの入ったベストなどを装着して,大学内を移動します。しばらく歩くと学生からは,「ふ~」「よっこいしょ」という声が自然に出てきます。高齢者体験を通して,将来自分たちが臨地実習などで高齢者と関わる際に,どのような支援を行なうと良いのかを感じ取ってくれたのではないかと思います。