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令和7年9月8日~11日、初めての臨地実習「基礎看護実習Ⅰ」に臨みました。この実習では、患者とのコミュニケーションを通して、健康障害が及ぼす社会生活への影響や身体・心理の変化を理解し、援助的人間関係を学ぶことを目的としました。
実習をとおして、学生は言語的なやり取りに加えて沈黙も大切なコミュニケーションの手段であることを体験し、患者が安心して話せる雰囲気づくりの重要性を理解することができました。また、何気ない会話の中に患者の価値観や思いが表れることに気づき、それを手がかりとして対象理解を深める大切さを学びました。初めての臨床実習に緊張しながらも、患者中心の看護の基本について多くの学びを得て、看護者としての第一歩を踏み出す貴重な経験となりました。