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【プレスリリース】「知覚入力型インソール(PSI)」が第19回ひろしまグッドデザイン賞を受賞

印刷用ページを表示する 2025年10月28日更新

県立広島大学発ベンチャー 合同会社ASI(本社:広島県三原市)代表の長谷川正哉(保健福祉学部保健福祉学科 理学療法コース 教授)は、足裏の感覚刺激によって動作学習を促進する「知覚入力型インソール(Perceptual Stimulus Insole:PSI)」で、第19回ひろしまグッドデザイン賞を受賞しました。

本製品は、従来のリハビリや健康支援で見過ごされがちだった「感覚機能」に着目し、利用者自身が“気づき”を得て動作を修正・学習するという新しいアプローチが評価されました。

「知覚入力型インソール(PSI)」が第21回ひろしまグッドデザイン賞を受賞


■ 背景と事業着想の原点


長谷川教授は、理学療法士として20年以上の経験を通じて、「受け身のリハビリの限界」と「感覚機能を活用した介入の不足」に課題を感じてきました。2009年にPSIの構想を開始し、15年以上の研究と大学教育・企業連携を経て、社会実装に至りました。


■ 地域との協働


合同会社ASIは、県立広島大学発ベンチャーとして、広島の産学連携や地域支援組織の支えをいただきながら活動を続けています。特に、広島県下の自治体では、地域の高齢者が安心して暮らせるよう、20年以上にわたり足と靴、PSIを用いた取り組みを継続。こうした地域との協働が今回の受賞につながっています。


■ 今後の展望とお願い


本受賞を契機に、以下の分野でのさらなる連携を進めてまいります。

企業:健康経営プログラムや従業員研修への導入

自治体・教育機関:転倒予防事業、姿勢教育プログラム

研究機関:エビデンスの共同研究、臨床試験

本受賞をきっかけに、感覚教育を活かした取り組みをさらに広げてまいります。 取材・掲載のご相談や、企業・自治体・研究機関との共同プロジェクトのご提案を心よりお待ちしております。


■ 広島駅ビル・ミナモア・エキエにて展示販売会を開催


販売会では、受賞商品の一部を体験でき、購入することもできます。

日時:11月1日(土)~3日(月・祝) 10時~18時

場所:広島駅ビル ミナモア・エキエ

【展示会】ミナモア3階西 BOOK GALLERY KOBUNKAN

【販売会】ミナモア2階西イベントスペース、ミナモア3階西 miobyDoTS、ミナモア4階渡り通路、          

     エキエ2階イベントスペース

「知覚入力型インソール(PSI)」が第19回ひろしまグッドデザイン賞を受賞 [PDFファイル/253KB]

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