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【生命環境学科】 産総研と小林研究室によるLCAデータベース「IDEA海外版」が公開

印刷用ページを表示する 2020年6月5日更新

産総研と小林准教授によるLCAデータベース「IDEA海外版」が公開

産業技術総合研究所 IDEAラボ(田原聖隆ラボ長)と、本学小林謙介研究室で研究・開発を行ってきた、IDEA海外版が公開されました。

IDEA (Inventory Database for Environmental Analysis) は、CO2排出量などの環境負荷を数値化する際に不可欠な計算用のデータベースです。これまでは国内を中心にデータベースが開発されてきましたが、輸出入が多い我が国にとって海外のデータベースは不可欠です。そこで、小林研が中心となって海外版のデータベースの構築手法を研究・提案しました。その手法を用いてデータベース化したものが公開されました。今回公表されたのは日本と取引量が多い12の国です。

開発イメージ図
 IDEAは、わが国最大級のデータベースで、エコリーフ環境ラベルをはじめ、社会で広く利用されています。品目数がおよそ4000項目、評価可能な環境負荷物質は約200項目あります(IDEA Ver.2.2時点)。今回公表された海外版も同規模となっています。