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地域資源開発学科

印刷用ページを表示する 2020年8月26日更新

地域資源開発学科の特徴

 「農」と「食」にかかわる3つの専門科目群(農業生産開発系,食品分析開発系,農食マネジメント系)を配置し,現場で活かせる技術・知識と経営の専門知識を身に付け,科学的根拠に基づく実践力とマネジメント力を駆使して地域社会を活性化,牽引できる人材を育成します。

*地域資源開発学科 独自のHPはこちら(学科PV配信中)

https://www.pu-hiroshima.ac.jp/p/shoubaralabo/localresources/loc_index.html

地域資源開発学科イメージ

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

学修成果

 人々が将来にわたり安定した生活を維持するために不可欠な「農」・「食」の分野において,6次産業化や農商工連携による地域活性化の方法,実践的な技術や知識と経営の専門知識を身に付け,文化的背景や伝統知を考慮しながら科学的根拠に基づき思考・探究・判断する力,地域創生のための情報発信力・実践力・マネジメント力・関係する人材・事象と協働しながら解決する力により地域を活性化し地域社会を牽引する「課題探究型地域創生人材」としての能力を身に付けた学生に学士(地域資源開発学)を授与します。

【具体的人材像】
○「地域産業の再生と新規産業の創設」に貢献できる人材
○「未来の農業(スマート農業)」を探究できる人材
○「持続可能な農と食のマネジメント」を探究できる人材

【知識・技能】
・「農」と「食」の生産・加工に関して,伝統的な方法から従来の方法,未来を見据えた最新技術及び国際的な知識を身に付けている。
・「農」と「食」の分野に関する科学・物理学・生理学の科学的知識を有し,開発・分析・評価を行うために必要な技能や知識を身に付けている。
・「農」と「食」の6次産業化や地域資源のマネジメントに関する知識を身に付けている。
・里山の保全や修復,分析に関する技能や知識を身に付けている。

【思考力・判断力・表現力】
・「農」と「食」,地域資源に関する実践的知識と生命科学や環境科学の基礎知識を総合し,柔軟に活用することができる。
・農業や食品及びそれらにかかわる経営マネジメントの課題を発見し,周囲と協働しながら,新しい手法の修得や開発により解決に導く能力を身に付けている。
・専門領域のデータや専門文書,理化学機器分析を理解することができ,基本的な専門用語を用いて知識伝達・情報共有することができる。

【主体性・協働性】
・「農」と「食」,地域資源を総合的に活用する姿勢を身に付け,主体的に対応し,地域創生を担うことができる。
・物事を科学的根拠に基づき判断することができ,深くかつ多面的に洞察する態度や独創性を重んじる姿勢を身に付けている。
・個人や共同体,地域との良好なコミュニケーション(情報発信,プレゼンテーション,相互理解)を行うことができる。
・主体的かつ継続的に学ぶことの重要性を理解している。
・新たな手法の修得や開発に対して積極的に取り組むことができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

1.専門教育科目の編成方針

 地域資源開発学科では,「農」・「食」・「経営マネジメント」の3分野を中心とした地域資源学の学士養成に必要な授業科目を必修科目として配置し,基礎的な科目から実践的な技術習得を踏まえて学修する構成としています。

(1)学部共通科目
 高等学校で履修した主要理数系科目を,大学専門教育を受ける上での基盤として捉え直し,基礎的知識,技能を身に付けるための地域資源学部共通の科目を配当します。
 また,「農」・「食」・「経営マネジメント」の3分野の基礎的な資質を養い,実践にも不可欠なフィールド科学実習Ⅰを1年次から配置しています。
(2)専門基礎科目
 専門基礎科目の基盤の上に展開される幅広い知識を身に付けるための科目群であり,主に2年次に配当します。地域資源学部共通の生物・化学関連の専門科目の他,「農」・「食」・「経営マネジメント」の3分野をそれぞれ「農業・生産開発系」・「食品・分析開発系」・「農食・マネジメント系」の各学系の基礎科目や基礎地域資源科学実験やフィールド科学実習Ⅱを配置しています。
 また,1・2年次を対象に国際異文化農業体験研修科目を配置し,グローバルな視点も身に付けさせます。
(3)専門基幹科目
 学部共通科目,専門基礎科目を学んだ上で地域資源科学に関する専門的な知識と技能を身に付けるための科目群であり,主として3年次に配当します。
 「農」・「食」・「経営マネジメント」の3分野の各学系を中心とした専門基幹科目とともに地域資源学科内の異なる学系の科目も広く取得できるように配置し,地域資源科学の学修を深めます。
(4)卒業論文,地域課題解決研究
 3,4年次の2年間に配当される必修科目です。地域資源科学に関する実践的な研究課題もしくは先端技術を活用した研究課題に取り組み,研究の立案,実施,取りまとめを行って論文を作成するとともに,発表会で決められた時間内で発表して質疑応答を受け,ディスカッションやプレゼンテーションの技能を身に付けます。また,論文作成により,地域資源科学に関するより深い理解,知識や洞察力,専門的技術などの実践力を身に付けます。

※副専攻プログラム
 地域資源開発学科では,副専攻プログラムの配置により,所定の単位を修得することで副専攻プログラムの修了認定を行います。高等学校教諭免許状(農業)や食の6次産業化プロデュ-サー資格(レベル1・2の育成プログラム教育研修機関申請中)を取得できる科目を配置しています。

2.専門教育科目の特色

 「農」・「食」・「経営マネジメント」の3分野の基礎から応用にいたるまでの幅広い知識を養いつつ,地域資源科学に対する関心をさらに深め,地域資源科学に関連する諸問題の発見や解決へと導くための学力と技術,そして思考能力・情報発信能力および実践力を育成するために以下のような科目群を配置しています。これらのカリキュラム履修を通して,「農」・「食」・「経営マネジメント」分野などの人々の生活に関わる地域産業の創成分野において活躍するための基本的な素養を身に付けることができます。

(1)生物学・化学・情報科学など,「農」・「食」・「経営マネジメント」分野の地域資源科学に関する基礎を 学修するだけでなく,実験やフィールド科学実習Ⅰを通じた基礎技術の習得を1年次から行うことで,専門知識と技能を基礎から実践的に体系的に身に付けることができます。
 生命環境科学科との連携をふまえた共通科目の設定を行い,他学科との関わり合いを学ぶことで,より幅広い視野を持った人材育成を目指すと共に,客観的・俯瞰的・分野横断的な知識や思考の修得を可能としています。
(2)「農業・生産開発系」・「食品・分析開発系」・「農食・マネジメント系」各学系の専門導入のための基礎科目群では,3つの学系を設けることで主体とする専門分野の知識や実践力が身に付きます。
(3)「農業・生産開発系」・「食品・分析開発系」・「農食・マネジメント系」各学系に特色のある専門性の高い「専門科目群」を設けることで,基礎から応用に至るまでの一貫性を持った体系的な教育を行います。 また,地域資源学科内の異なる学系の科目も広く取得できるように配置し,地域資源科学の学修を深めます。さらに,3
, 4年次の2年間で行う卒業論文研究では,一人ひとりが地域資源科学分野に関する様々な課題について,より高度な専門的知識や技能を実践的に身に付けながら,きめ細かい指導の下で研究を実施し,「農」「食」により地域を活性化し,地域社会を牽引する「課題探究型地域創生人材」としての素養を身に付けています。

3.学修成果の評価

 授業外学修時間を十分確保した上で,コースカタログ・シラバスやルーブリックに配点割合を予め示した多面的な基準により,厳正な評価を行います。具体的には,例えば「知識・技能」は筆記試験や実技試験,「思考力・判断力・表現力」はレポート提出やプレゼンテーション,「主体性・協働性」は観察評価などのように,到達目標に応じた多様な方法を用いて総合的に評価します。学力の3要素のいずれを測る場面においても,ルーブリックを積極的に導入します。
 学修成果については,コースカタログ・シラバスに提示した配点割合に従い,ディプロマ・ポリシーに示した「知識・技能」における専門に必要な理論と技能,「思考力・判断力・表現力」における情報収集,結果の分析と考察及び情報発信,「主体性・協働性」における課題解決に取り組む姿勢などについて,各科目において判断基準を設定した上で厳正に評価します。各科目における評価方法は,学期中や学期末に行う筆記試験,小テスト,課題や実験のレポート,実技試験,プレゼンテーション,能動的な学修における貢献度・主体性などを組み合わせることにより,多面的な判断基準に基づいて学修の到達度を評価します。

4.学修環境

 上記のような学修成果を生み出すため,以下の学修環境を提供します。
(1)【知識・技能】の修得について
 「農」・「食」・「経営マネジメント」に関する専門知識と実践技術を身に付けるために必要な基礎知識を修得するために学部共通の専門基礎科目を配置し,地域資源科学に関する基礎的な共通知識を身に付けるために学科基礎科目を配置しています。また,地域課題解決の技能や実践力を修得するためにフィールド科学実習Ⅰ・Ⅱや基礎地域資源科学実験などを必修科目として配置しています。
(2)【思考力・判断力・表現力】の修得について
 必修の卒業論文もしくは地域課題解決研究の実施期間を2年間としており,最終評価のための卒業論文発表会を通して自らの考えを論述し議論する機会を提供しています。さらに,きめ細やかな研究指導を行うために1教員が担当する1学年の学生数を4名程度になるようにしています。
(3)【主体性・協働性】の修得について
 地域資源科学に関する新しい技術やシステムの修得や創出に積極的かつ主体的に取り組む態度を身に付けるために,学部必修と学科必修の実験・実習科目では,少人数のグループで実験・実習操作が行えるように実験実習設備の充実を図っています。

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

1.基本理念

 「農」や「食」の分野において,専門的かつ実践的な知識・技術と科学的根拠に基づく情報発信力・実践力・マネジメント力を有し,地域の課題解決に貢献できる技術者及び実践的研究者として活躍したいと考えている人,他者と協働しながら主体的に活動し,課題解決策を発信していく熱意と行動力を持った人材を求めます。

2.求める学生像

・未来の農業や食品加工に強い関心を持ち,専門的知識・技術を用いて産業の創設や6次産業化により地域の発展に貢献する意欲がある人
・里山の利活用や保全に関わる分野で活躍したいと考えている人
・伝統的知識と科学的知識の双方を吸収・癒合させ,地域に還元することで地域の課題解決に貢献する技術者・実践的研究者を目指す人
・実験や実践的なフィールド研究によって自ら課題を解決し,新しい発見を目指す知的探究が好きな人
・ICTやAI,ロボット技術を活用した農業や農業,食品に関わる経営マネジメントに興味があり,探求する意欲がある人
・「農」・「食」の分野における専門家を目指し,大学院に進学してより深い知識や高い技能を身に付け,グローバルに活躍したい人
・柔軟な思考と実践力を身に付け,地域社会が抱える多様な問題に対し粘り強く果敢に立ち向かい解決しようとする人

3.入学者選抜の基本方針

 入学者選抜にあたっては,学力検査,小論文,面接等により,多面的に資質や意欲を評価し,次の能力を備えた受験生を各種選抜試験を通して入学させます。

【知識・技能】
・高等学校までに履修する国語,数学,外国語,理科について内容を理解し,基本的な知識,学力を有している。
・科学的な物事に関心を持ち,多面的かつ論理的に説明することができる。

【思考力・判断力・表現力】
・広い視点で物事をとらえ,科学的に判断しようとする姿勢を有している。
・自分の意見や考えを口頭や文章で的確に表現し,伝えることができる。
・多くの意見を傾聴し,情報交換ができるコミュニケーション能力を有している。

【主体性・協働性】
・農業や食品及びそれらに関わる経営マネジメントに関する諸問題に深い関心を持ち,積極的に社会や地域に貢献する意欲を有している。
・能動的に学ぶ姿勢・意欲をもち,向上心をもって物事に取り組むことができる。
・他者と協働して課題解決に取り組むことができる。