2020年度 フィールド科学実習Ⅰ 前期最後の実習(地域資源開発学科)
8月7日の実習Ⅰの様子を掲載しました。8月6日の予定でしたが、困った予告の影響で、7割近い学生が欠席せざるを得ない状況となりました。次週は夏休み期間に入るため、仕方なく翌日開催となりました。大気が不安定な状況で昼には強い通り雨がありましたが、直接の影響はなかったです。水耕のコマツナの収穫時生育・環境調査、トウモロコシの片付けと新たな苗の定植等を行いました。
水耕の生育状況です。3班に分かれての調査予定でしたが、下段だけを調査しました。照度、光量子量、水温、水素イオン濃度などの環境計測も行いました。なお、この品種は真陽菜(まひな)、播種は6月29日、定植は7月9日でした。
コマツナの生育調査です。草丈、葉数、株重と葉色値など。
以下に今回の生育の違いを記録しておきます。
表 水耕コマツナの段別生育の差
段 株重(g) 草丈(cm) 葉数(枚) 葉色
上 52.2 29.6 10.5 38.9
中 18.8 24.5 8.2 40.8
下 13.7 20.9 7.4 41.9
トウモロコシ圃場の片付けです。トウモロコシを抜いてマルチの除去です。続いて耕うんしていた隣の圃場に施肥、畝立、マルチ張り。定植穴を順次あけて、定植と潅水。梅雨明けが長引いた影響で徒長苗になってますが、活着するといいですね。