本文
生命環境学科では、1年次後期に生命環境科学基礎セミナが必修授業として課されています。この授業では、生命・環境科学コースそれぞれの教員が担当する回があります。
環境科学コース教員が担当する授業では、環境問題とは何か、生命科学と環境科学のつながりは何かを考えます。また、社会の中で環境問題の解決に取り組む国・自治体、民間企業などをお招きしてご講演頂き、理解を深めます。
環境科学コース教員が担当する2回目の授業では、環境省様、広島県環境県民局様から講師をお招きし、環境政策等に関わる内容の紹介をしていただきました。環境省様からは、環境省の取組の全体像だけではなく、福島の復興再生事業などについてもお話を頂きました。広島県環境県民局様からは取組の全体像だけではなく、最近特に注目されているネットゼロカーボン社会の実現、海洋プラスチックごみ削減対策などについてお話しいただきました。
また、環境省様、広島県環境県民局様とも具体的な仕事の様子などもお話しいただき、履修学生の今後のキャリアを考えるうえでも重要な内容を多岐にわたってお話しいただきました。
ご講演の後、4名の教員と学生で、「環境問題とは?」「生命科学と環境科学とは?」などについてディスカッションを行いました。また、在学中に学んだことがどう生きるかなどについても議論しました。
生命環境学科では、こうした活動を行うことで、初頭の段階からキャリアについての意識づけを図っています。
=========================
環境科学コースのウェブサイトは以下をご覧ください。
・https://www.pu-hiroshima.ac.jp/p/puh-des/env/env_index.html