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【生命環境学科 環境科学コース】 産総研と小林研究室によるLCAデータベース「IDEAVer.3.2海外版」が公開

印刷用ページを表示する 2022年11月21日更新

産総研と小林研究室によるLCAデータベース「IDEAVer.3.2海外版」が公開

 産業技術総合研究所 IDEAラボ(田原聖隆ラボ長)と、本学小林謙介研究室(小林准教授は産総研の客員研究員も兼任)で研究・開発を行ってきた、IDEA Ver.3.2海外版が公開されました。

 

 IDEA (Inventory Database for Environmental Analysis) は、CO2排出量などの環境負荷を数値化する際に不可欠な計算用のデータベースです。これまでは国内を中心にデータベースが開発されてきましたが、輸出入が多い我が国にとって海外のデータベースは不可欠です。そこで、小林研が中心となって海外版のデータベースの構築手法を研究・提案しました。すでにIDEA Ver.2の海外版がありますが、それらを改善する形でVer.3.2の海外版の構築手法を検討しました。その手法を用いてデータベース化したものが公開されました。今回公表されたのは世界平均、中国、インドネシアの3地域です。

 

IDEA海外版イメージ

 IDEAは、わが国最大級のデータベースで、SCOPE3やエコリーフ環境ラベルをはじめ、社会で広く利用されています。品目数がおよそ4700項目、評価可能な環境負荷物質は約1000項目あります。今回公表された海外版も原則同内容となっています。

 

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 環境科学コースのウェブサイトは以下をご覧ください。

 ・https://www.pu-hiroshima.ac.jp/p/puh-des/env/env_index.html