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【地域資源開発学科】BuMocでデータ解析が効率アップ!

印刷用ページを表示する 2020年8月14日更新

【地域資源開発学科】朴教授の研究が学術論文として採択されました

本研究は,情報処理学会論文誌に掲載されます。

統計的検定学習支援用ウェブアプリケーションBuMocの開発

朴 壽永,新部 昭夫,安江 紘,井形 雅代,山田 崇裕
2008年に日本においても新しい学習指導要領が改訂され,公式を暗記して計算練習する旧来の統計教育ではなく,データに基づく科学的な問題解決力をコンピテンシーとして定着させる,新しい枠組みの下での統計教育を指向している。しかし,一般に,データ分析の経験がなく,抽象化された演繹的思考法を主に教授してきた学校の教員にとって,どのようにこの授業を展開していけばいいのか,現場の戸惑いの声は大きい。そこで,統計分析の知識や経験がなくても,計算の仕方や数式,公式が分からなくても,適切かつ手順をふんだ関連のある複数の検定結果が同時に得られ,また,採用できる検定結果とできない検定結果が視覚的に見分けられる機能を備えた統計的検定の学習支援システムを開発した。本システムを用いることで,比較したい群をドラッグアンドドロップで指定するだけで正規性の検定から多重比較まで23種類の検定結果が得られる。受講者数100人を超える大学3年生の授業でシステムの有用性を確認した。授業実施前と後における対応のある差の検定結果,高い有意差が認められた。ユーザはシステムのマニュアルを読むことで自主的に各種検定手法を学ぶことができることが示唆された。

朴教授らの研究グループは,データに基づく農業経営の課題を解決するために次の研究を取り組んできました。(1)ビジネスモデル創造活動支援システムの開発と普及,(2)脳血流計測による食嗜好評価,(3)衛星データなどを用いた温室効果ガスの排出量算出と評価などです。多岐にわたる研究領域であるが,共通点として,データと高度情報通信技術の利活用,そして,統計的解析を挙げられます。(1)で開発した無料ウェブアプリケーションのブモック(http://bumoc.net)は、なかなか馴染めず困る統計的解析を自動で処理してくれる機能が備え付けられており,そのため,学部生もが簡単に自分の問題意識に基づくデータ収集や統計的解析を行い,結果を学術誌に投稿・掲載される成果をあげています。(2)はニューロマーケティング研究領域の大幅な拡張が期待されます。なお,(3)の衛星データを用いた長年の研究実績をベースに,ドローンで取得されるデータの利活用によるスマート農業を試みています。
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