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県立広島大学庄原キャンパスでは毎年秋~冬頃に学術講演会を開催しています。
令和5年度(2023年度)は12月7日(木曜日)16時20分より大講義室で行います。
今年は、「カラスの教科書」の著者である、東京大学総合研究博物館特任准教授・松原始先生を講師にお招きし、「カラスを追って西・東」というタイトルでご講演いただきます。
チラシはこちら→令和5年度県立広島大学庄原キャンパス学術講演会 [PDFファイル/6.74MB]
県立広島大学庄原キャンパス学術講演会
「カラスを追って西・東」
日 時:令和5年12月7日(木曜日)16時20分~17時50分
場 所:県立広島大学庄原キャンパス2号館1階大講義室
(Zoom配信を予定していますが、機器の都合により音声が聞きこえづらい可能性がございます。また、配信機材等の都合でやむを得ない場合は、配信を行わない可能性もございます。)
申込方法:以下の申し込みフォームよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/E3nSqqn3Ks
申込期日:令和5年12月5日(火曜日)17時00分
講師: 松原 始 氏
東京大学総合研究博物館・特任准教授
学生時代になんとなくカラスを眺めはじめて以来、観察するほどに面白く、また疑問がわいて、目が離せなくなってしまいました。思い出せば京都の公園でカラスにパン屑を投げる、巣を探す、ひたすら追いかけて行動をメモする、果ては日本中の山の中でカラスを探し回るなど、脈絡のなさそうな研究を続けて来ました。いえ、一応、道筋はあるのですが。
今回は、もう30年近く付き合ったカラスをどのように調査してきたか、その疑問の発端と、その結果引き起こされた珍道中をご紹介します。